神武天皇遙拝所
昨日11日は「建国記念の日」。
これほど国民に定着してない祝日はないでしょう。
わが区でも国旗掲揚していたのは、兵庫県警豊岡南署府市場駐在所だけでした。
もとはといえば、戦前の「紀元節」を国民の祝日として復活させたものです。
明治政府は、初代天皇といわれる「神武」が即位したとされる日を「紀元節」と定め、その後の天皇神格化、軍国主義の浸透に利用してきました。
戦後、日本国憲法の精神にそぐわないとして廃止されましたが、1966年に「建国記念の日」として復活しました。
日本書紀による神武天皇即位の日がもとになるのだからまさに神話の世界ですね。
ところで、我が府市場区の神社に「神武天皇遙拝所」という碑が残っています。
ところがよく見ると、正面や側面に文字がセメントで塗り込められたような跡が残っています。
察するに敗戦後、民主日本にふさわしくない建造物として当時の長老か役員によって「自主規制」されたものと思われます。
同じく小学校敷地にあった奉安殿は撤去され、忠魂碑もいろいろ相談の結果、上郷頼光寺さんに移設されました。
そういえば、豊岡城跡も1873年(明治5年)に神武天皇遥拝所が設置されたことに由来し、その後神武山と呼ばれています。
以前ブログ記事にした府中小学校旧正門にある「明治三十七八年戦役(日露戦争)凱旋記念碑」は、こちらは昭和の戦争遺物とは違い、昔のままに従軍者名を刻んで旧正門に屹立しています。




























