春のたより イカナゴのくぎ煮
「春の訪れを告げる魚」は各地いろいろあるでしょうが、春の便りが届きました。
神戸には兄と妹家族が住んでいて、この時期になると届けてくれます。
山椒と生姜の二種 折れ曲がった釘に似る

神戸市はイカナゴの釘煮発祥の地と呼ばれており、初冬に生まれたイカナゴ(新子)を醤油やみりん、砂糖、生姜、山椒などで水分がなくなるまで煮込むと折れた釘のように見えるためこの名がついたといいます。
地元の魚屋さんやスーパーには水揚げされたばかりのイカナゴを求める人が列をなしてして並ぶそうです。
郵便局に勤めている甥が、「この時期小包の大半がくぎ煮で、集配所はこの匂いが充満している」と嘆いていましたが、親戚や知人に神戸の春を届ける家庭が多いのでしょう。
この「くぎ煮」も家々で少しづつ作り方が違い、生姜と山椒風味の2種類が入っていました。
『・・・神戸ではあちこちからこの香りが漂ってきて、佃煮づくりの家がすぐ分かります。熱いご飯との相性はもちろん、大根おろしと混ぜたり、チラシ寿司に振りかけたり、お茶漬けにも合います。私は、卵のだし巻きに入れたものが好きです。「神戸の春の味」をご賞味ください』と添え書きがありました。
コストも手間も随分かかるでしょうに、毎年のご好意に感謝しながらいろいろな食べ方で大切にいただきます。








































