大相撲 二題
大麻所持吸引問題をおこした若麒麟への協会処分が下
されました。
協会からの永久追放という処分ですが、甘いという意見
が多数です。
協会に迷惑をかけても500万円程度の退職金が支払わ
れるからですが、制度がそうなっているのです。
さらに上の除名処分があるそうですが、これでは市中引
き回しの上、打ち首獄門と同じです。
協会や部屋の取り組みや指導にも問題があるのに、若
い力士にそこまで求めるのか疑問です。
人を裁くのに要らぬ感情を入れてはなりません。
彼はこれから刑事罰を受けることも考えて、これが妥当
ではないでしょうか。
初場所優勝を決めた時、朝青龍のガッツポーズに批判
が集まっています。
「横綱としての品格を欠く」、「国技である相撲の心が理
解ができていない」との意見ですが、これも理解に苦しむ
ところです。
悪役朝青龍のおかげで、この場所は大いに盛り上がりま
した。
格闘技であるはずの相撲勝負の結果、積もる思いもあっ
て素直に喜びを表しただけです。
ラグビーでも一昔前はトライをしても、余り喜ばないケース
がほとんどでした。
トライは皆の努力の結果で、たまたまフィニッシュが自分だ
という考え方とか。
今では素直に喜ぶのが主流になりました。
広辞苑には、国技とは「その国特有の技芸」「一国の代表
的競技」とあります。
イギリスから生まれたフットボール・ラグビー、アメリカの野
球やアメフトも最初はそうでした。
翻って相撲もいまや、ハワイ・モンゴル・ヨーロッパ出身の
力士抜きでは考えられ無くなりました。
守るべき部分と変わることが許される部分は、せめぎ合い
の中で動いていきますが、一定の個性はあってしかるべき
です。
力士がインタビューの中で見せる没個性・無表情は昔から
気になっていました。
その一方高見盛のパフォーマンスは観衆を沸かせます。
「角を矯めて牛を殺す」という言葉があります。
老成した価値観ばかり求めていては、力士の成長ばかりで
なく、若者の参入まで妨げてしまいます。
社会や時代の変化に応じた扱いを考えてもいいのでは・・・。























