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2015年2月21日 (土)

但馬史談義 中井権次 一統

但馬史談義 中井権次一統
P2210003不定期で行われている但馬史研究会の但馬史談義ですが、今回のテーマは社寺建築の中の彫り物で、丹波柏原の名彫刻師「中井権次一統」の研究です。
普段は十数人の参加だそうですが、興味深いテーマに50人が集まり、会場が集会室から会議室に変更になったほどの盛況です。

講師は但馬史研究会の飯田さんです。
社寺を訪れると拝殿や本殿の向背や木鼻・脇障子、庫裏の欄間などに、龍や鳳凰・獅子・象・漠、牡丹や菊・蓮などの彫刻が施されているのに気がつきます。
北近畿の社寺で目を引く彫り物に、「丹州柏原 彫物師 中井権次○○」の名があり、格式のある社寺を始め、但馬北西部に多く見受けられるそうです。
飯田さんは古文書や但馬史を勉強され、近年は名彫物師「中井権次顕彰会」一員として各地の社寺を訪ね勉強されていて、寺社を訪ね歩き作品を確認してきた苦労話もお聞きしました。
内容が豊富だっただけに、資料や写真をパソコンとプロジェクターを利用して説明していただければさらに理解がすすんだことでしょう。

私も何年か前から社寺建築に興味を持ち、勉強グループに入れていただき、播磨や丹波・但馬の社寺を探訪し、建築様式や手法を学んでいます。
いままでは由緒・縁起から歴史が中心だったのが、構築物からから見ると別の興味が湧いてくるものです。

リーダーのN建築設計士さんは京都の専門講座や大手ゼネコンが主催される勉強会でも学んでいらっしゃるそうで、豊富な資料をもとにいろいろ教えていただけます。
そういえば昨年訪れた満福寺・進美寺・大乗寺・遍照寺に中井権次一統の見事な彫刻が見られました。
(「一統」には、四代言次君音から九代権次貞胤まで180年間の彫刻作品があります)

満福寺薬師堂名札         府市場妙見堂の墨書
(6代青龍軒中井権次正貞)   (竹野浜 中野宇之助)      
Img_1453  20140408_161139
彫刻師の名を確認するには、向背や木鼻に上がって確認するしかありません。
中井権次一統の手によるものは朱を入れた名が彫り込んであるのですが、希に墨書もあるそうです。
もちろん中井一統以外の彫り物師もいて、昭和8年建立の我が村の妙見堂を調査したとき、象の木鼻の頭部に「城崎郡竹野浜 中野宇之助」と墨書きされていました。
構造物には寄進者や大工の棟札が、彫刻には彫刻師の名が残されているのは、それぞれ仕事師の矜持なので、確認するのも意味のあることです。

中井権次の足跡ガイド
Scn_0005_3会場で販売(100円)されましたが、中井権次一統の作品マップ兼ガイドブックが昨年末に「中井権次顕彰会」から発行されています。
作品が確認された社寺名や地図の他に、「丹波の名彫物師 中井権次一統とは」「中井権次作品の特徴とその魅力」など解説も載っています。

中井権次顕彰会のホームページ ↓
http://gonji.sub.jp/ もどうぞご覧ください。  

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