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愛犬ハル

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    16年我が家の家族として、楽しませてくれた「晋平」が2005年 3月息を引き取りました。 代わりに今度は女の子を購入しましたが、恐がりで人になつか ないのが困りものです。 春に来たからハルと名付けましたが、血統書付きで本名は 「文美姫号」です。

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2014年8月

2014年8月28日 (木)

南アルプス白峰三山縦走 Ⅲ

体力が要求される高くて厳しくて長い山歩きにいつも思うことですが、もっと若くもっと体力のあるときに山に親しんでおけばよかったと。
私の学生時代は、当時はこんな言葉はありませんでしたが、いわゆる3Kに代表される山岳部に替わって「ワンダーフォーゲル部」が人気を集めていました。
入部はしませんでしたが、山歩きを楽しみ、先輩後輩も平等に仕事を分担し、火を囲みながら歌やゲームを楽しむなどなど、女性部員が多かったのが印象的でした。

60歳を機に始めた山登りですが、遅く始めたぶんよかったと思うこともあります。
負け惜しみに聞こえるかも知れませんが、極めたピークの数や所要時間・コース難度を競うのではなく、「森の息吹を感じ、花を愛で、四方の景色を楽しみ、人と親しむ」ことの意味が分かるようになったことです。
講釈はさておき、白峰三山縦走で森は言うに及ばず森林限界や岩稜帯などのあちこちで 私達を励まし?癒してくれた花たちを紹介してます。
(それらしき名を入れておきましたが、南アルプスははじめてなので不明なものが多いことをお許しください=間違いがあればコメントして頂ければ助かります)

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ミヤマシャジン            キツリフネ
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シシウド               アキノキリンソウ
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ヤマハハコ              ミヤマトリカブト
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センジュガンピ            オンタデ           
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クガイソウ              タカネナデシコ
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タカネグンナイフウロ       ナナカマド実
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○○ショウマ            ヤマホトトギス
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チャルメルソウ            ミヤマキンポウゲ
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ミヤマカラマツ            ミネウスユキソウ           
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キバナノコマノツメ?         イワツメクサ
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ミヤマムラサキ           シナノキンバイ
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イワベンケイ             トウヤクリンドウ
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ジャコウソウ                             ウサギギク
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ヤマコゴメグサ           ハクサンイチゲ
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タカネコウリンカ          タテヤマリンドウ
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ヨツバシオガマ           イワヒゲ
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イワギキョウ            チングルマ(穂)
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ハクサンフウロ           フシグロセンノウ
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ゴゼンタチバナ            お花畑
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2014年8月27日 (水)

南アルプス白峰三山縦走 Ⅱ

北岳登頂の満足感と疲れで布団一枚に2人もさほど苦にならず、ぐっすり寝込んで目を覚ますと4時でした。
朝食時の予報では朝のうちは霧雨だが、その後回復に向かうとのことです。
ガスの中の出発           小屋前で記念撮影
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北岳山荘出発が6時30分、まず南方向に間ノ岳へ、西農鳥岳を経由し農鳥岳へと3,000m級の稜線歩きが始まります。
三山縦走のあとは、大門沢下降点から大門沢小屋まで標高差約1,300mのハードな下りが待ち構えています。
カッパ着用で出発          続く露岩帯
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時折ガスが消える          後ろに北岳
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小屋を出発して約1時間40分、標準タイムで間ノ岳に到着しました。
奧穂高岳と並ぶ日本第3位の高峰で日本百名山の一つでもあり、北岳山荘に荷物をデポして、空荷でピストンする登山者も見られます。
間ノ岳山頂3,180m        6班の精鋭6人
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ハイマツ帯を行く           知る人ぞ知る農鳥小屋
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西農鳥岳山頂3,051m      連続する岩場
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最後の長い登り           農鳥岳山頂3,026m
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豪快な稜線歩きの魅力の一つは南アルプスはもちろん八ヶ岳・富士山・中央アルプスの眺めですが、雨は止んだもののガスがかかっていてほとんど展望はききません。
縦走の終点農鳥岳から少しくだって、大門沢下降点からハイマツ帯と樹林帯の急な下りが連続します。
大門沢分岐             急な下りの始まり
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沢渡りも一苦労           大門沢小屋到着
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4時前から雨も降り出し、1,700mにある大門沢小屋を目指し標高差1,300mをひたすら下りますが、2日目となると膝のねばりがなくなって結構ダメージとなります。
天候も悪く辺りも薄暗くなった17時前についに大門沢小屋到着です。
休憩を頻繁に取ったこともありますが、6時半に北岳山荘を出てから約10時間の行程は私が経験した中で最長でした。
貫禄の玄関             土間に板張りの天国
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軒下の売店             冷蔵は沢の水で
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大門沢小屋は見るからに歴史を感じさせ、昭和40年竣工以来懐の深い南アルプスの接続ポイントとして貴重な山小屋といわれます。(収容人員100人)
過去3度の縦走で会が経験したどの小屋より素朴で、必要なものの最小限を備えた山小屋の原点という感じがしました。
携帯が通じない・トイレは屋外で灯りや紙がない・シャワー場に着替えスペースがない・冷えたビールが無くなったなど当てが外れた利用客の不満にも小屋の主人は無視したり、淡々と応じています。
「山小屋として必要不可欠なものは揃えている」とでもいうがごとく、近年幅をきかせる中高年や山ガールなんかには媚びるものかとも思わせる姿勢には共感させられました。

真ん中の土間をはさんで左右に板張りの上がりがあり、ここでも敷布団一枚に毛布が3枚で2人が寝ることになります。

北岳山荘と一緒ですが、どうやら少し幅が狭いようで、とうとう足と頭を互い違いにして寝る羽目になり、建て付けの悪い木製窓からのすきま風とともに初体験でした。
小屋から見る朝富士        記念撮影      
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昨夜の雨も朝にはすっかり上がり、天候は曇りとのこと。
ここから1,000mを沢沿いに4時間の下りが待っています。
山歩きも3日目となると疲れもピークになりますが、奈良田まで下ると温泉と食事とビールが待っていることで不思議に元気が湧いてきます。
沢渡り                岩場越え
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ロープが頼り             ハシゴ場も
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小屋を出たのが6時、沢にかかる幾つかの丸木橋を渡りハシゴも越えて進むとやがて広葉樹林帯に出ると少し傾斜が緩くなります。
歩くこと3時間半、奈良田のバス停でチャーターバスと合流し、3日間の長い山行も終わりました。
 
入浴後の昼食風景
 
P8240470 北アルプスや八ヶ岳と比べて懐が広くアプローチが長いとは聞いていましたが、身をもって体験することで理解できました。
併せて自分の体力の限界を知ることになり、登りたい山と登れる山とは同じでないこともあらためて知らされました。
経験豊富で気配りの行き届いた役員さんと気心の知れた仲間達のおかげで、憬れの南アルプス白峰三山縦走を無事終えることができました。

苦しい登りや下りのしんどさを和らげてくれた高山植物たちは
別にまとめて紹介します。
   

2014年8月26日 (火)

南アルプス白峰三山縦走 Ⅰ

3,000m級が連なる南アルプスで日本第2位の高峰北岳3,193m、第3位の間ノ岳3,190mと農鳥岳3,026mを白峰三山と呼び、スケールの大きい稜線歩きと富士山を始め周囲の山々の眺望や多彩な高山植物が楽しめます。
(第4位とされていた間ノ岳は、新たな計測で、奧穂高岳と同じ3,190mとされ、3位タイとなりました)

主催は加藤文太郎山の会、昨年は白馬岳縦走、一昨年はで常念山脈縦走で、今年で3回を数えます。
「加藤文太郎山(さん)の会」は、新温泉町浜坂出身の不撓不屈の岳人加藤文太郎を尊敬し、その足跡を広めようと活動を続ける熱心な方々の集まりです。
今回は山と加藤文太郎を愛する有志も加わって、総勢33人のメンバーでした。

21日(木)夜但馬を出発し、22日(金)は広河原登山口から北岳に登り北岳山荘に宿泊。
23日(土)は間ノ岳・農鳥岳を縦走し、1,710mまで下って大門沢小屋で泊まり、翌24日(日)に奈良田まで下ってバスと合流、温泉と食事のあと帰但する車中一泊、山小屋2泊の高齢者にとってハードな行程です。
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広河原インフォメーションC    登山スタート
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最初は林間歩き          大樺沢を登る(荷揚げのヘリも)
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天候は晴れ時々曇り、抜けるような青空に時折雲が流れ、登る途中で振り返ると北や東方向の眺めが抜群で随分元気づけられました。
二俣で大休憩            雪渓横の登り        
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登り始めて一人が足のけいれんが出てリーダーとサブリーダーがフォロー、続いて高山病の症状が出る人も。
広河原から北岳までの高度差は1,700mで、南アルプスの厳しさを知らされることになりました。
遅れた人に気を遣い全体としてペースダウンしながら、八本歯のコルまでの長い登りを6時間かけて到着しました。
鳳凰三山              遠くに南八ヶ岳の峰々
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八本歯のコルまでの後半はハシゴ場の連続
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三点確保でハシゴ登り 有名な北岳バッドレスを望む
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6時間かけて八本歯のコル到着  昼食休憩
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左奧は南八ヶ岳、中央から鳳凰三山(地蔵岳・観音岳・薬師岳)
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富士山も顔を出す         山頂までさらに2時間の登り
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きつい露岩帯            にぎあう北岳山頂3,193m
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雲がかかる甲斐駒ヶ岳      地蔵岳山頂のオベリスク
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南アの女王 仙丈ヶ岳       間ノ岳までの稜線
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一時はどうなることかと心配された組も周りのサポートもあって、少し遅れたくらいで無事到着し、全員が北岳登頂を果たしました。

何もなくとも厳しいのに、体のトラブルを抱えながらもよく頑張りました。
経験豊富で冷静なリーダー達と気の合った仲間にに支えられて頑張るグループ登山のすばらしさですね。
山荘への下り            北岳山荘2,900m
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北岳山荘から富士を望む     富士に架かる虹
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北岳山荘               豊富なメニュー
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下りに見られるお花畑を楽しむ余裕もなく、山荘到着が1時間遅れの16時半、朝7時前の出発から9時間を超す長丁場でした。
北岳山荘は07年に亡くなった建築家黒川紀章氏の設計で、機能本位で無骨な山小屋としては珍しくモダンな建物です。
山荘もハイシーズンで登山客が多く、金曜日でも布団一枚に二人が寝ることになりました。
消灯は8時、疲れはあるものの登頂の満足感ですぐに寝つきました。
 
居室は窓から真正面に富士山が見える位置なので、お天気がよければご来光が見えること間違いないのですが、夜から朝にかけて曇りか雨の予報のようです。   

2014年8月14日 (木)

2014お盆

お盆は、「祖先の霊を祀る」大事な行事で、各々のルーツに思いをいたし、先祖や家族の絆を確認することにもなります。

13日の日中にお花をお供えし、灯篭の準備と線香立てを用意します。
石塔の数は33基あって、以前は一つ一つにお花を準備しましたが、先祖代々墓の建立を機にまとめました。

役人だった叔父と教員をしていた伯父の2人が日中戦争で、それぞれ13年・14年に中国北部で戦死し、相次いで立派なお墓が建てられています。
星が付いた石塔の三方を使って経歴や戦死の場所・様子が書かれていて、子供心に誇らしくもありましたが、長じて親や家族の悲しみを思いやる心と、国家主義・軍国主義のもとに犠牲となった国内外の人々を思い、不戦・反戦の心を育むことになりました。

今年も神戸に住む兄妹夫婦や亡き姉の長女と子・孫がお参りしてくれました。
門徒である我が家には施餓鬼という考えはなく、食べ物はお供えしませんが、父の好物の缶ビールと母がよく飲んだ栄養ドリンクをお供えします。
父と母へのお供え
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2014年8月13日 (水)

庭の草花 2014年8月編

8月に入ったとたん台風が接近したりして、入道雲と青空と蝉の声という真夏のシーンが見られません。

高山は花盛りでしたが、我が家の夏の草花も頑張って咲いています。
ツルニチニチソウ          アブチロン
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ウゴユリ               チョウセンアサガオ
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フウセンカズラ           ムラサキシキブ
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ヒオウギ               キキョウ
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ホウズキ               シコンノボタン
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フルーツトマト            オミナエシ
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ヒャクニチソウ            ヤブラン
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2014年8月11日 (月)

豊劇新生プロジェクト

但馬で唯一だった映画館、豊岡劇場が閉館されたことは2年前に記事にしました。
「豊岡劇場 3月閉館です」 ↓
http://izayamiki.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/3-981d.html

この建物は北但大震災(1925年)の2年後に復興建築群の一つとして建てられ、鉄筋コンクリート造で看板に「豊岡劇場」と書かれたデザインに特徴があるほか、レリーフやメダリオン(徽章)の装飾など当時としては斬新なものでした。
映画館は昭和中期に日高町にも2館、豊岡市には4館もあり、地方にとって映画は外国や都市部の流行や文化を知る手段であり娯楽でした。
近年はレンタルビデオの普及や映画離れで赤字が続いていましたが、35ミリフィルムからデジタル化による新たな投資が見込めず、閉館が決まりました。


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この度有志でつくる「豊劇(とよげき)新生プロジェクト」が、「映画だけじゃない映画館をつくりたい!」として映画上映だけでなく、音楽や芸術など地域文化の拠点造りづくりを目指しプロジェクトを立ち上げられました。
台風の影響が懸念される9日土曜日に、改装前最後の一般公開が行われました。
受付             ロビー
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大ホール(120席)         小ホール(70席)
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アナログ映写機           35㎜フィルム
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閉館時の上映映画ポスター
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公開では普段は入れない映写室にも入ることができ、35ミリフイルムや映写機を見せてもらいました。
機械油かフィルムによるものか懐かしい昭和の匂いがするようでした。

この日の改装前最後の一般公開にはいろいろな年代100人が訪れたとのこと。
何が目だったのか私も関テレ・読売・サンテレから取材を受けましたが、台風関連のニュースが優先され「ボツ」になったのかも知れません。

企画中のプランを見ると、大ホールはそのまま映画上映や演劇の上演に活用、小ホールは座席を取り払い、演奏会やシンポジウムなど地域の人たちに貸し出すフリースペースに、ロビーはカフェ&バーに、1階の屋内駐車場は店舗テナントスペースに改修し、年内復活を目指しているそうです。
改装にあたってデジタル映写機などは、中小企業庁の助成を受けられますが、多額の資金調達が必要で、「クラウドファンディング」による支援を呼びかけられています。
このプロジェクトの中心は、かってここで映画を見て映画監督に憧れた日高町の石橋秀彦さんですが、閉館を聞いた時から復活に向け動き出したそうです。
中高時代はもとよりUターン後も足を運んだ映画ファンの1人として、クラウドの露一滴ぶんの支援をさせてもらうつもりです。
 
 
「豊劇新生プロジェクト」のホームページ →  http://www.toyogeki.jp/
 

2014年8月 9日 (土)

但馬山友会 南八ヶ岳赤岳紀行 Ⅴ

<下山編 赤岳~行者小屋~美濃戸口>

4時半から食事で、抜群の眺望が自慢の食堂からご来光もと期待しましたが、相変わらずのガスで眺望は全くなし。
フロント前の黒板に、「明日の天気は晴れのち曇り、午後雷に注意」の記述があるのが、恨めしく感じられます。
表に出ても霧で白一色、ご来光はもちろん富士山や南アルプスの展望は諦めました。
下山準備              赤岳山頂
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下山は赤岳山頂を通って、権現岳方向に少し行って右に文三郎道を下り行者小屋にいたる2時間強のコースです。
いきなりハシゴ           文三郎尾根へ
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ハシゴやクサリも昨日経験したことで少し余裕がでましたが、足下だけを見て「3点確保」でゆっくり確実に進みます。
「視界がないのが残念だけど、見えないぶん恐怖感がなくていいかな」と負け惜しみの言葉もでます。
依然としてガスの中
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階段の下り             森林限界を行く

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途中行者小屋から早出した何組かの個人や小グループにすれ違い、登り優先の原則に基づいて譲りますが、足場が悪く道も狭いので結構時間がかかります。
クサリ場を降り長い階段を下るとハイマツやナナカマドからダケカンバやシラビソの林があらわれ森林限界を越したことが分かります。
ハイマツの実を好物とするホシガラスに見送られながら、阿弥陀岳・中岳への分岐でリュックをおろして大休憩、ホッと一息つきます。
ホシガラス              阿弥陀岳分岐
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小屋前のテント           行者小屋
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山頂出発が5時10分、行者小屋到着が7時5分、濃霧の中順調に約2時間で下ってきました。
ここまで来れば一安心、後は南沢に沿って北沢との分岐の美濃戸山荘まで2時間、さらにバスの待つ美濃戸口まで1時間の行程です。
シラビソの林            すれ違い
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時間的にも頻繁に登山者とすれ違うことになり、こちらは余裕の下りあちらは息を切らしながら登ってきて、24人と挨拶を交わす大変さに同情してしまいます。
山仲間としての挨拶は当然ですが、目標までの所要時間や道の状態など情報交換にも役立つものです。
沢沿いの道             美濃戸山荘
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林や沢沿いの道を下りながらそろそろ膝や足に疲れが出てくるころで、歩みにも少し差が出てきます。
そんなこんなで約2時間半かけて北沢と南沢分岐の美濃戸山荘まで帰ってくると、ちょうど一周したことになります。

但馬山友会の遠征登山参加も今回で3回目、「南八ヶ岳赤岳紀行」として5回に分けて振り返ってきましたが、記憶力の低下や勘違いによる不正確な点もあるでしょう。
花や山の名前が違っていたり、NETに載せるのはどうかと言うものがあったらコメントしていただけたら助かります。
悪意が感じられるもの以外は対応させていただくつもりです。

最後に事前に考えていた行程と実際とのギャップが気になりました。
遠征登山の案内に「机上登山も忘れずに」とありましたが、その意味をあらためて考えさせられました。
自身の反省ですがガイドを持たない自前登山にもかかわらず、リーダー・サブリーダー任せにしてしまいました。
若い頃ならいざ知らず、高齢者中心の山行には、正確な情報と経験に基づくリーダーシップだけでなく、参加者個々の参加意識と事前学習が欠かせないことと反省させられました。

●8月2日 美濃戸口~赤岳鉱泉         登り  4時間     標高差 700m
●8月3日 赤岳鉱泉~硫黄岳~横岳~赤岳   縦走 8時間     標高差 700m
●8月4日 赤岳~行者小屋~美濃戸口      下り   5時間     標高差 1400m

                             (合計17時間)

メンバー24人が事故や病もなく、全行程を終えたことはなによりでした。
少し不安だった私の膝・腰もよく頑張りました。
山友会の遠征登山は剣山・石鎚山と昨年の御岳と併せて3回目、メンバーは推定ですが平均年齢60代後半のベテラン揃いで、普段から鍛えた足腰は確かなものでした。
休憩ごとにアメやお菓子が回り、話題や笑顔が絶えない楽しい山行でした。
黄・桃・青のタオルで色分けした班もチームワークがよく、40年を超える長い歴史を感じました。
  

2014年8月 8日 (金)

但馬山友会 南八ヶ岳赤岳紀行 Ⅳ

<縦走編 横岳~三叉峰~地蔵の頭~赤岳>

硫黄岳を少し下ったコルの風格ある硫黄岳山荘で休憩した後、岩場が待ち受ける横岳に向かいます。
リーダーとサブを先頭にメンバーを3班に分け、目印に黄・桃・青のタオルつけて各班長が率い、最後に総責任者である会長が進むという布陣です。
硫黄岳山荘             五里霧中
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岩場の登り             横岳山頂手前
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最後の登り             山頂2,829m
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赤岳に次ぐ2,829mの横岳山頂到着が11:00、さして広くもない山頂の岩場で弁当昼食です。
道中追い越しやすれ違いもありましたが、20名を超すグループは見かけませんでした。
ゆっくり歩きと大人数のため上り下りにかかわらず道を譲るようにしましたが、特に鎖場やハシゴの上り下りには待ち時間も増え、相手にとっては迷惑なことだったでしょう。
ミヤマシオガマ           ミヤマコゴメグサ
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登れば下りまた登る連続で、今日の目的地赤岳山頂山荘はいつまで経っても姿を現しません。
代わりに山頂手前の鞍部にある赤岳展望荘が見える度に、泊まりはあそこかとの声が出ます。
山頂の東南に位置するため直下まで行かないと、小屋は姿を見せてくれません。
下りのクサリ場
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地蔵の頭まで岩場のアップダウンが続きますが、なだらかな部分でやっと周りを見る余裕ができます。
この時ガスの切れ間から見えたのが最初で最後の富士山でした。
我々が想像したよりスリムな形だったので別の山だとの意見もありましたが、「赤岳に着けば嫌でも見られる」と信じ込み、カメラも構えませんでした。
後で考えれば南東方向に見える独立峰は富士山以外になかったのでした。
 
天候さえよければ富士山はもとより東に奥秩父の金峰山・甲武信ヶ岳、西に中央アルプス、南に南アルプス、北東には北アルプスが望めたはずです。
これ以降下山までの間、ガスに覆われ眺望どころか、すぐ間近の視界まで遮られる状態でしたが、雨に遭わなかったぶんラッキーなのかも知れません。
続く稜線               東:野辺山高原
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大岩を回り込む           分岐 地蔵の頭
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赤岳山頂手前        ガレ場のジグザグ道
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崩れやすいガレ場のジグザグ道を山頂に向けて最後の登りです。
登山道が狭いこともあって下山組が待ち切れずに脇道を下ったりして、長老H氏から落石の危険性があると注意されていました。
頂上小屋到着            赤岳山頂へ  
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山頂神社               赤岳山頂2,899m
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小屋入り               本日の小屋情報
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日曜の夜でもほぼ満員の220人が宿泊、布団2枚に3人が寝ます。
真ん中の人には寝袋が用意されていて、布団の数ではなくて枕の数で決まるのが山小屋の定めです。
上段の寝床             ご褒美のビールと夕食
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通路をはさんで2段になった40数人定員の大部屋に、我々24人と埼玉県の労山グループ17人が入りました。
聞けば川越市の近くで、明日は硫黄岳まで縦走後、さらに北八ヶ岳の黒百合ヒュッテに泊まるとのことで、さすがに山慣れされているようでした。
大人数が入ったせいか蒸し暑く、シュラーフを掛け布団替わりにしたり、暑がりの私はTシャツ姿で布団を蹴飛ばして寝ていました。
 
赤岳鉱泉を出発したのが、6時30分、硫黄岳到着が9時、横岳山頂が11時、赤岳到着が14時30分で小屋入りが15時、全行程8時間超の長丁場でした。 
 
事前に配布された観光協会発行の地図では、ここまでの所要時間や次々現れるクサリ場やカニの横ばい・ハシゴなどは想定できず、リーダー任せでついて行くだけの我が身を恥じました。
気楽に写真を撮っているようにみえる私ですが、前が詰まっていることでもあり、自称広報係(写真係は別にいらっしゃいます)としてお許しください。
 
ただ救いだったのが、ほとんどの行程で可憐に咲く高山植物たちが、しんどさを癒してくれたことでした。
 

2014年8月 7日 (木)

但馬山友会 南八ヶ岳赤岳紀行 Ⅲ

<縦走編 赤岳鉱泉~硫黄岳>

ぐっすり眠って4時に起床、5時半の朝食前に外に出て見上げると、赤岳や阿弥陀岳に朝日が当たって輝いています。
予報は晴れ時々曇り、硫黄岳から赤岳に続く稜線からの眺望への期待と、昨日夕方眺めた横岳から赤岳に続くギザギザの岩峰を越える不安の双方が入り交じって眺めます。
朝日に輝く赤岳           阿弥陀岳
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●青空に映える横岳~赤岳~阿弥陀岳の山並み●
 横岳                  赤岳           阿弥陀岳
 ↓                       ↓              ↓
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入念にストレッチ           続くシラビソの森
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6時半、赤岳鉱泉前から硫黄岳2,760mへ登り始めます。
シラビソ林のジグザグの道をひたすら上り、森林限界を越えた辺りからシャクナゲやハイマツ帯があらわれ、やっと眺望が得られるようになります。
登る前は青空だったはずが、東方向からガスがどんどん湧いてきて尾根を越えて広がってきたことです。
高山となると時間が経つにつれ空気が暖められてガスが出てくるものですが、少し早いような気がします。
稜線に人の列             縦走終点:赤岳
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イワオトギリ              キバナシャクナゲ
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出発後2時間歩いて展望のよい赤岩の頭に出ると、ぐるりが展望できるようになります。
赤岳鉱泉から見ることができなかった硫黄岳山頂が目に入ります。
赤岩の頭と硫黄岳         硫黄岳へ最後の登り
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30分で硫黄岳山頂2,760m到着です。
リーダー達の手による横断幕を中心に記念撮影。
これで29回を数えますが、皆勤参加が2人いらっしゃいます。
事故や病気でなくなった10人の仲間の名を書いたプレートも一緒に写真に収まり、その気配りに感心しました。
硫黄岳2,760m          記念撮影用手作り横断幕
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物故者も一緒に登る        ケルン越しの山並み
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北アルプスの山並み        北八ヶ岳 左:蓼科山
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心配していたようにガスが稜線を覆うようになって、どんどん眺望が悪くなってきました。
それでも北西方向の遠くに北アルプスの槍ヶ岳や大キレット・穂高の峰々が、真北には北八ヶ岳の蓼科山や北横岳が雲から突き出ています。
西には出発地赤岳鉱泉や明日の下りに立ち寄る行者小屋が確認できます。
オンタデ               イワギキョウ
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硫黄岳から横岳への縦走路は火山らしく小さな岩や砂礫が混じったザレ場ですが、この環境に適したオンタデやコマクサの大群落があらわれます。
ここのコマクサは日本最大の群落で、5万株を数えると聞きました。
燕岳や御岳で見たコマクサよりは小振りです。
コマクサ               コマクサ(白)
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シシウド               ミヤマダイコンソウ
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アマナ?               ウルップソウ(花後)
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イワツメグサ             トラノオ
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ゴゼンタチバナ           ジャコウソウ
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イワオウギ              ウサギギク
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硫黄岳山荘             出発地:赤岳鉱泉          
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まだ行程の半分しか進んでいなくて、我が歩みのごとくのゆっくり紀行です。
「Ⅴ」くらいで終わる予定なので辛抱願います。
 
 

2014年8月 6日 (水)

但馬山友会 南八ヶ岳赤岳紀行 Ⅱ

途中のSAで仮眠の予定もありましたが一行はいたって元気、予定を3時間前倒しして正午前には赤岳鉱泉に到着しました。

大雨被害の四国のみなさんには申し訳ないことですが、天候は3日・4日とも晴れか曇りの予報で、稜線からの展望が楽しみです。

八ヶ岳 赤岳鉱泉

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 赤岳鉱泉から望む南八ヶ岳の大パノラマ●
大同心・横岳             赤岳     阿弥陀岳
                    ↓                 
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明日の縦走路:左から横岳→キザギザ尾根→右端赤岳山頂
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ここで持ってきた昼食をいただいた後、宿泊手続きして男性11人、女性13人の二部屋の個室が割り当てられました。
個室と行っても雑魚寝のようなものですが、同じグループだけなので気遣いは要りません。
布団一枚に1人の贅沢        長老と新入りは押し入れ
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夕食まで4時間、それぞれの寝床を確保した後、缶ビール(500円也)を買って部屋で飲み会が始まりました。
部屋飲み              夕食と朝食メニュー
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カンパーイ!           豚ロースのしゃぶしゃぶと焼きホッケ
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夕食は期待に違わぬ豪華版、豚ロースのしゃぶしゃぶを個人毎の小鍋でいただきます。
日によってはミニステーキの献立もあるようです。
この日の小屋はほぼ満員の190人が宿泊しているとのこと、ハイシーズンの土曜日かつ人気の山なら当然ですね。
山小屋では珍しくお風呂が用意されていて、石けん・シャンプーは使えませんが、5人ずつ順番に汗を流すことができました。
夜行バスの疲れとビールの酔いで、8時前には寝入ってしまいました。
 
 

2014年8月 5日 (火)

但馬山友会 南八ヶ岳赤岳紀行 Ⅰ

今回で29回を数える但馬山友会遠征登山は、昨年の御岳からさらに東へ八ヶ岳連峰の主峰、赤岳を中心とする縦走登山です。
八ヶ岳は長野県と山梨県の県境に位置し、南北30km東西15kmに広がる変化に富んだ山で知られ、関東から近く魅力的で人気の山として親しまれています。
主峰赤岳は八ヶ岳では蓼科山と並んで日本百名山に数えられ、周りの山々と繋がる要となっています。
 
聞けば25年前に但馬山友会で登ったそうで、かっての青年や乙女達も相当「ヒネ」ているはずですが、記憶は体ほど歳を取らないのか、さらに厳しい縦走ルートを敢えて選択されたようです。
 
<但馬~長野県美濃戸口~赤岳鉱泉>
 
ともあれ総勢24人が1日(金)夜バスで但馬を出発、車中泊をへて早朝に美濃戸口に到着しました。
我らが全但BUS       美濃戸口
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翌2日(土)は北沢を登り赤岳鉱泉に泊まり、3日(日)硫黄岳に登り横岳を経由し、主峰赤岳2,899mの山頂に位置する山頂小屋に宿泊し、4日(月)文三郎尾根を下って行者小屋を経由して南沢を下り美濃戸口に帰る周回コースです。
 
南八ヶ岳縦走地図 → 「minami-yatsugatake.pdf」をダウンロード
 
正面に横岳             美濃戸山荘
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北沢・南沢分岐          シラビソの林
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大同心の岩峰と横岳山頂    沢添いのルート
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ツリフネソウ             ギボウシ
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オダマキ               アカショウマ
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バスで仮眠しSAで洗顔や朝食を済ませ、美濃戸口到着が7時30分、8時にはこの日の宿泊先赤岳鉱泉に向けて出発しました。
赤岳鉱泉は標高2,300mに位置し、通年営業のベースキャンプ地として賑わい、桧のお風呂と美味しい食事で知られています。
 

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