私には夢がある 勝利を我らに
米国の黒人公民権運動指導者マーチン・ルーサー・キング牧師が行った「I Have a Dream=私には夢がある」の歴史的演説から50周年経ちました。
1963年は奴隷解放宣言が発布されてから100周年でもありました。
人種差別は人間社会が生み出した差別の中で、最も過酷で悲惨なものの一つです。
半世紀近く前のキング牧師が生きた時代、黒人は激しい差別にさらされていて、彼は合衆国憲法に記された「自由」と「正義」を、同じ国民である黒人も手にするべく立ち上がりました。
キング牧師を先頭とする黒人の粘り強い訴えと運動は、白人の良心を目覚めさせ、ケネディ大統領を動かし、すべての人々の権利を保障する「公民権法」を実現させました。
50年前のキング牧師の「I Have a Dream=私には夢がある」演説は1963年8月28日、25万人の公民権運動支持者が首都ワシントンに集結した集会のリンカーン記念堂でおこなわれました。
伊佐屋三木のblog 「 I Have a Dream 」 ↓
http://izayamiki.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-29ae.html
このリンカーン記念堂へ向かう大行進において歌われたのが有名な「We shall overcome」で、「勝利を我らに」と訳され、この運動のテーマ・ソングのように歌われ、後のベトナム反戦運動や日本の学生運動でも大いに歌われました。
ジョーン・バエズの We shall overcome ↓
http://www.youtube.com/watch?hl=ja&gl=JP&v=RkNsEH1GD7Q
今日28日にはリンカーン記念堂の前で式典が開催され、オバマ氏が演説、カーター、クリントン両元大統領も参加するそうです。
この半世紀で黒人に対する差別は大きく減ったものの、白人と比べて失業率は高く平均年収は低く、人種間の格差や不公平感はなお残っています。
アメリカだけでなく日本においても、自由で平等な社会の実現にはまだまだ運動が必要ですね。
We shall overcome We are hand in hand We are not afraid We are not alone We shall live in peace I do believe We shall overcome someday
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コメント
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50年でここまで変わったのか。
50年前のことを自分の記憶にできるのは、自分が年を取ったということなのだが。
大学1年の時、時事英語という科目があり、英字新聞を先生と読み合せた。
その時、公民権運動、南部諸都市での暴動 などのアメリカの動きを教えてもらい、へええ と思ったのが50年前か。
バスでは、肌の色で座る場所が決められていて。
白人の席しか空いていなくて、そこに黒人女性が座り。
その女性を排除しようとした白人や警官に抗議し続けた。
「この席は私の席です。」
その一人の戦いから公民権は生まれた。
時代・社会はやはり進歩している、と思いたいものだ。
一人でもモノの言える人間にになりたいものだ。
投稿: 京都の金 | 2013年8月30日 (金) 10時09分