北アルプス白馬岳紀行 Ⅰ
伊佐屋爺じの夏物語は7月の御嶽山、北アルプス蝶ヶ岳に次いで第3弾、北アルプス白馬岳(2,922m)からの縦走です。
主催は加藤文太郎山の会、昨年は常念山脈縦走(山小屋2泊ツアー)でしたが、今年は人気No1の山・白馬岳に決まりました。
白馬岳の人気はなんといっても、大雪渓歩き・高山植物が咲きそろうお花畑・大パノラマ展望でしょう。
おもしろいのは駅も村の名も白馬(ハクバ)と読みますが、山名は白馬(しろうま)岳と読むところで結構混同されますが、常念岳や蝶ヶ岳と同じく、雪形が「代(しろ)かき馬」に似ていることから付けられたようです。
定員一杯の34名が、23日金曜の夜に浜坂を出発、車中で泊まり猿倉から大雪渓を登り、白馬岳登頂後白馬山荘に宿泊し、翌日小蓮華山→白馬大池→白馬乗鞍岳から栂池自然園に下りる縦走コースです。
高速も雨 JRも、大雪渓も通行止め
うだるような暑さから一転、23日から低気圧による雷雨で増水し、猿倉→白馬尻小屋からの大雪渓ルートは通行止めになりました。
出発前から情報が入っていたので、逆ルートの栂池から天狗原→白馬乗鞍岳→白馬大池→杓子岳→白馬山頂→白馬山荘ルートに変更が決まりました。
最悪は途中の白馬大池小屋泊まりか、白馬をあきらめて八方尾根から唐松岳に変更も検討されたそうです。
栂池パノラマウエイ 登山道看板
ゴンドラとロープウエイを乗り継ぐと高度1,900mの栂池自然園、ここが白馬乗鞍岳→白馬大池→小蓮華山→白馬岳への登山口です。
案内に天狗原・・1時間半、白馬大池・・4時間半、目的地白馬岳まで7時間半と書かれています。
現在時刻8時25分なので休まず歩いても到着予想は16時過ぎ、山では15時までの小屋到着が基本なので、雨上がりの曇り空では初日から相当な厳しさが予想されます。
登山準備 いきなりの急登
1時間ほど登ると天狗原に到着、木道をさらに進むと高山植物を愛でる暇もないほどの岩場の登りがつづき、雪渓を越えたりしながらやっと白馬乗鞍岳2,436m山頂です。
天狗原の木道 岩場登り
雪渓渡り 6班の精鋭(白馬乗鞍岳)
山頂の巨大ケルン前で記念撮影、ここから白馬大池までの下りは大岩の間を縫うような道が続き、池を回り込みながら進むと白馬大池山荘に到着しました。
時間は11時半、栂池自然公園横の登山口から3時間、長丁場を考えて少し早いペースしょうか。
白馬大池 山荘前の登山者
白馬大池山荘 昼食
雨はないものの風が出てきた空模様も心配で、池の回りの眺めや高山植物を楽しむ間もなく、雷鳥坂を登り始めました。
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