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2013年6月21日 (金)

農村文化遺産 屋台と屋台囃子

始まりは定かではないが、唐破風の屋根に牛車風の車輪を付け、欄干つきの舞台を持った屋台が東の「国府市場(こうのいちば)」と西側の「手辺」に二基置かれていた。
一つは写真のように黒塗り、片方は白木造りのものであった。

屋台には丸太の引き棒がつけられ、秋祭りになると村内を曳き回り、舞台では青年衆が三味線・鼓・太鼓・笛・鉦で囃子(はやし)たて、辻になると車を停めて子供達が手踊りを披露していた。

近隣に類をみない艶やかな屋台も、老朽化と時代の流れで昭和27年を最後に曳行されなくなった。
二基のうち「国府市場」の屋台は比較的部材が残っていて、平成8年の秋祭りに昔話同好会により再建され、曳行は無理なものの唐獅子と牡丹の「見送り幕」ともども区民に披露された。
復元屋台の正面           後方に見送り幕
1 2
その後屋台囃子の再現に取り組んだが、練習テープはあったものの四十数年経過すると指導者も亡くなり、演者だった当時の青年を集めて試みたものの復活には至らなかった。
舞鶴市、芸屋台
P1020009 舞鶴市には芸屋台が十基残っていて、西舞鶴駅に一台展示してある。
こちらは江戸時代を起源として、規模も大きく舞台では子供歌舞伎が演じられようである。
田辺藩お膝元の城下町ならいざ知らず、小振りながら一農村で二基の屋台を持ち、屋台芸が演じられていたことに民力の高さを感じる。

手辺近辺には農村歌舞伎・浄瑠璃の「手辺座」が居を構え、数少ない娯楽である芝居が演じられたところ。
察するに明治の終わり頃からか、京あたりの流れをくむ中古屋台を購入して、秋祭りに楽しんだのが始まりであろうか。
昔の農村といえば貧困・不作・飢饉など暗いイメージを持ってしまうが、その中にも少なからぬ費用負担を押して、踊りや芝居を楽しむという心の豊かさを求めたのであろう。

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コメント

すごい荘厳な屋台ですね。
そういえば博多も間もなく山笠が始まります。

素晴らしいですね。

久斗区にも人形浄瑠璃があっとか聞いていますが、行われなくなって時間がたつと伝承することが実に難しくなります。なんとかつなげてゆけるものは何とかつないでゆきたいものです。

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