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愛犬ハル

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    16年我が家の家族として、楽しませてくれた「晋平」が2005年 3月息を引き取りました。 代わりに今度は女の子を購入しましたが、恐がりで人になつか ないのが困りものです。 春に来たからハルと名付けましたが、血統書付きで本名は 「文美姫号」です。

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2013年6月

2013年6月30日 (日)

夏越しの祓い

豊岡市九日市にある女代(めしろ)神社は、由緒ある式内社で円山川と出石川の合流地点に鎮座されています。
ここでは、1年の上半期の最後の日に夏越しの祓い(なごしのはらい)行事が行われます。
平成19年に40年ぶりに復活した伝統行事で、大屋川河畔で刈り取られた茅ガヤで編まれた輪を、「茅の輪くぐり」の歌をうたい、左・右・左まわりの三回くぐることによって半年間に犯した罪や穢れを取り除き、新しく生まれ変わるといわれています。(写真は2012年撮影)
祓いの祝詞奏上          穢れを移した人形(ひとがた)                
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茅の輪くぐり
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12月の晦日(みそか)に行われる祓いは大祓いと呼ばれ、1年の穢れを祓って新しい年を迎えようという行事ですが、夏越の祓いは1年の前半が済んだところでその半年の間に、身に付いてしまった穢れを祓うという意味があるそうです。
毎年6月の最終日曜に開催されるとのことで、今年は30日が日曜となりました。
茅の刈り取りや輪の編み込みなどたいへんな作業ですが、「暮らしの中で生きる伝統行事」として引き継いでいってもらいたいものです。

『茅の輪くぐりのうた』

<左回り>
思うこと皆つきぬとて麻の葉を
    きりにきりても 祓いつるかな
<右回り>
水無月のなごしの祓いする人は
    千年のよわい 伸と云うなり
<左回り>
宮川の清き流れにみそぎせば
    祈れることの 叶わぬはなし

2013年6月29日 (土)

但馬国分寺跡 発掘調査40年の歩み

伊佐屋三木のblogはカテゴリーがいろいろありますが、大別すると「お勉強系」「お遊び系」「生活系」「健康・運動系」「講釈系」に分かれていて、今回は「お勉強系」、但馬国府国分寺館企画展「但馬国分寺跡 発掘調査40年の歩み」を鑑賞し、館長講座を聴講してきました。
国分寺とは」から始まって、Ⅲ期40年にわたる調査内容の説明がありました。
加賀美館長             木簡の説明
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<Ⅰ期 昭和48年~51年>
町役場が現在地に移転することや町づくりの中心となることが予想されることで、地表にでていた塔跡の礎石を手がかりに金堂・中門が配置されていることが分かりました。
<Ⅱ期 昭和52年から平成22年>
公共事業や民間の開発に伴い発掘調査が実施されました。
この調査で国分寺の東南隅の塀跡が見つかり、寺域が160m四方と推定されました。
塀の雨水を処理する溝から木簡36点が出土。
国分寺造営過程や運営等の内容が明らかになり、僧坊と思われる礎石建物が見つかりました。
<Ⅲ期 平成19年~>
公有化できた史跡跡の整備目的で発掘調査。
寺域東端で「鋳所」を発見し、炉や坩堝(るつぼ)、鞴(ふいご)の一部が発掘されました。
併せて大衆院跡と思われる礎石建物が見つかり、金堂跡の北側でも講堂の位置を示すと思われる礎石を据えたような堀形が見つかりました。

このように40年にわたる但馬国分寺の調査で多くのことが分かってきました。
一方但馬国分寺跡の保存と整備を目的に国史跡指定が進み、今秋予定されているものを併せると寺域全体の7割となるそうです。
全国60数カ国に建てられた国分寺の中で、但馬には珍しいものや状態のよいものが発掘されていて、今後の整備が期待されます。

第29回企画展「但馬国分寺跡 発掘調査40年」 は8月27日(火) まで開催され、前岡学芸員の講座講座も予定されています。
・演題:「但馬国分寺の施設と機能」
・日時:7月6日(土) 午後1時30分~3時
・会場:但馬国府・国分寺館 映像ホール

これらの講座を聴くには但馬国府国分寺館の入館料(500円)が必要ですが、65歳になったので半額にしてもらえました。
神戸などの大都市では高齢者割引がいろいろあるそうですが、市立の文化施設割引は高齢者が多い豊岡市で数少ない恩恵の一つです。
 

  

2013年6月28日 (金)

平和の詩「へいわってすてきだね」

6月23日は太平洋戦争における沖縄戦が終結した日。
沖縄戦では20万人以上が犠牲になり、毎年糸満市の平和祈念公園で「沖縄全戦没者追悼式」が行われ、総理大臣や衆議院議長、参議院議長、今年はルース駐米大使も参列し執り行われました。
そこで「平和の詩」を朗読したのが小学1年、安里有生君6歳です。
彼はひらがなを習い終えたばかりで、道徳の授業で沖縄戦や平和について学び書いた詩が、「県平和祈念資料館」に寄せられた1,690点の中から選ばれました。

「へいわってすてきだね」

へいわってなにかな。
ぼくは、かんがえたよ。
おともだちとなかよし。
かぞくが、げんき。
えがおであそぶ。
ねこがわらう。
おなかがいっぱい。
やぎがのんびりあるいてる。
けんかしてもすぐなかなおり。
ちょうめいそうがたくさんはえ、
よなぐにうまが、ヒヒーンとなく。
みなとには、フェリーがとまっていて、
うみには、かめやかじきがおよいでる。
やさしいこころがにじになる。
へいわっていいね。へいわってうれしいね。
みんなのこころから、
へいわがうまれるんだね。

せんそうは、おそろしい
「ドドーン、ドカーン。」
ばくだんがおちてくるこわいおと。
おなかがすいて、くるしむこども。
かぞくがしんでしまってなくひとたち。

ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかったよ。
このへいわが、ずっとつづいてほしい。
みんなのえがおがずっと、つづいてほしい。

へいわなかぞく、
へいわながっこう、
へいわなよなぐにじま、
へいわなおきなわ、
へいわなせかい、
へいわってすてきだね。

これからも、ずっとへいわがつづくように
ぼくも、ぼくのできることからがんばるよ。

YouTube 「へいわってすてきだね」 
(安里君の声



日米同盟重視の「強くて美しい国」を求め、沖縄県民になお犠牲を強いる安倍首相の政治姿勢と較べ、ゆったりと時が流れる与那国島の日常、家族や友達の笑顔や島でのんびりと生きる動物たちを表現した言葉に、あらためて平和の意味を感じさせられた方が多かったのではないでしょうか。

  

2013年6月27日 (木)

遠征登山 御嶽山

但馬山友会の年間計画の中に遠征登山が入れられていて、今年は御嶽山(3,067m)と決まり、参加者への説明会が行われました。
木曽観光連盟パンフ
Scn_0003_9 遠征登山も28回を数え参加者は34名、全回参加がお二人いらっしゃるのは驚きです。
御嶽山は日本百名山の一つ、信仰・修行の霊峰で有名です。
グループ登山は、経験と実績に基づいてチームとして行動するので安心して参加できますが、お世話して頂く役員の方は大変です。
昨年は四国・剣山(徳島県1,955m)と石鎚山(愛媛県1,982m)でした。
私にとって初めての御嶽ですが、七合目から登り始めて山頂小屋宿泊、一日4時間程度で無理のない行程です。
今年はこの他に北アルプス蝶が岳、白馬岳縦走、白山と予定があり、ブログの「山歩き」がさらに充実することでしょう。
 

2013年6月26日 (水)

スマホ機種変更

珍しもの好きなのとブログも含めてインターネット接続に便利なスマートフォンに変えてから2年と8ヶ経ち、時々フリーズするのと画面が小さいので買い換えました。
SC-02B → SC-04E
P6260179通信キャリヤはNTTdocomo、機種は韓国SAMSUNG社GRAXCY・SC-02Bから最新のSC-04Eに。
画面も5インチでOSも最新、通信高速「Xi」(クロッシィ)・カメラ機能もアップし、バッテリーも大容量になりました。
娘の旦那がdocomo勤めである義理もありますが、なにより通信カバー域の違いです。
市街地を活動域にしているシティボーイならいざ知らず、北アルプスでもそうでしたがあちこちの山や地方に出かける身なれば、○uとか○○○バンクでは役に立たないことが少なくありません。

携帯全体の販売台数に占めるスマホの割合は70%台後半を維持していて、いまや猫も杓子も状態となりました。
買い換えに当たってdocomoのツートップキャンペーンを利用すると、機種変更でも月数百円の負担、新しい料金体系にするとかえって安くなりました。
携帯からスマホに新規に乗り換える場合10年以上利用していると、さらにお得とのキャンペーンが効いて、ドコモショップの駐車場は連日満杯状態です。
お客もも多いのでしょうが、スマホ初デビューの中高年への確認と説明の手間もバカにならないでしょう。

機種変更で載せ替えが可能なのは電話帳や画像・音楽データなどミニSD経由のもの、アプリもスケジュールも改めて入れ直す不便さには参りましたが、次からはデータ移行ができるそうです。
ポケベルを持ったのが20年前、携帯からスマホへと技術の進歩はさらに続きますが、頭がついていきますかどうか心配する歳になりました。

  
  

2013年6月25日 (火)

2013 神鍋山野草を愛でる会 6月例会 Ⅱ

6月も半ばを過ぎると梅雨らしくなってきました。
「神鍋山野草を愛でる会」も6月は2回目、新たな草花が迎えてくれます。
家では嫁さんがガーデニングを楽しみ、ブログにも「庭の草花」として登場します。
この会に参加してからちょうど一年、覚えては忘れるの繰り返しですが、神鍋周辺に生育する山野草には、手を加えないあるがままの姿があります。
参加者も遠くは播州や鳥取からも見えていて、神鍋の自然の豊かさとI講師による丁寧で熱意あふれる説明が魅力となっています。
マタタビ                キツネノボタン
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クマシデ               テツカエデ
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ヤマアジサイ             ノグルミ
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オニグルミ             サワグルミ
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コウゾリナ              アカメガシワ
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オオヘビイチゴ           ヘビイチゴ
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ムラサキサギゴケ          ミズタビラコ
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ミゾホウズキ             ヒメレンゲ
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ギボウシ          ヤブマオウ
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ナツツバキ         アカショウマ
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アケビ(実)              サルナシ(実)
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ツリバナ(実)            ウツギ(花・実)
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イワガラミ        サンインクワガタ
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ヤマブキショウマ          アワブキ
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トチノキ(実)            ムラサキシキブ
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イワガラミとツルアジサイはよく似ていますが、ツルアジサイの装飾花には4枚のガク片があるのに対し、イワガラミでは1枚しかないと教えていただきました。
山野草といえばとかく花だけを愛でがちですが、同じところを回ると春に咲いた花が実になっていく様がよく分かります。


   

2013年6月23日 (日)

大杉山・蘇武岳登山

地元の方々の熱意で、万場スキーゲレンデから大杉山1,007mを経由して蘇武岳1,074mに至る登山道が開発されました。
このルート開発に尽力された「神鍋高原山楽会」のメンバーの「蘇武岳や大杉山周辺には、ブナやトチの豊かな森が広がっていて、地元でも一部の山好きしか知られていない隠れた名所を世に出したい」という思いに応えて、6月の但馬山友会例会でこのルートを登ってきました。

登山口は万場天神社からゲレンデを少し登ったところ、大杉山を経由、途中で名色備前山ルートと合流し蘇武岳山頂に登り、帰りは巨樹の谷を下ります。
全行程約7時間のコースで、登りがブナ林、下りはトチやカツラの巨樹が楽しめるコースです。
大杉山・四ツ山を望み準備体操  登山開始
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参加者はゲスト含めて48名、アップダウンがあって中級の上クラスの案内ハガキにも、新ルートのグループ初登頂とあって人気上々です。
本格的な梅雨に入ったものの22日~23日は一休み、曇りながらも直射日光がないのもたすかりました。
大杉山までは1合目から9合目までの標識が設置されていて、登山の目安になります。
イチリンソウ             ヤマシャクヤク
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延々と続くブナ林の登り     牛の顔を持つ大ブナ
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氷ノ山や扇ノ山とは違った若ブナ主体の林を、数度の休憩を挟んだ2時間強で大杉山1,007mに到着しました。
山頂の楽しみはシンボル大杉の勇姿と神鍋高原全体や日本海まで見渡せる眺望ですが、この日はガスがあって見通しは全くききませんでした。
雷で上半分が飛んだ杉の巨木   高原や北部の山々(5月下見時)
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大杉山から四つのピークを持つ「四ツ山」を越えて蘇武山頂を目指します。
途中の最高峰はゲレンデからも見える金山(かなやま)997mで、この付近に金鉱山があったのが名の由来だそうです。
山頂への最後の登り        蘇武岳山頂
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方位盤                                   記念写真
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山頂からは越えてきた大杉山・金山が望め、西側の兎和野高原や村岡の町並みが雲の間から望めるくらいです。
下りは名色登山ルートを一部たどりながら、途中で新ルート巨樹の谷を経由して出発地の万場ゲレンデに下るコースです。
急な下りを慎重に         巨樹の谷へ
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トチの巨樹             カツラの巨樹
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トチの実               マタタビの葉と花
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「神鍋高原山楽会」の方々によるロープや階段の設置もありますが、滑りやすいので足もとに注意しながらゆっくり進みます。
谷から沢筋に入ると水が好きなトチやカツラの巨樹が目立つようになります。
登りのブナ林の尾根歩きとは違った樹木が楽しめる変化に富んだ自然林のコースです。
谷の上部を振り返る        谷の出口には夫婦カツラの巨樹
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同行してサポートしていただいたHさんが「この登山道で50人近い登山者は壮観です。これで道がさらに強固になります」と仰っていたのが印象に残りました。
神鍋高原山楽会のメンバーは12人、2年前から始められて僅かな期間で立派なルートに仕上げられました。
ただ山友会メンバーの感想は、「7時間の行程は結構きつい、魅力的なコースだけど舐めてかかったらあかん」でした。
「一般の方々にも安心して楽しんでいただけるよう今後も整備を続けたい」とのことなので、近々マップも公開されることでしょう。

 

2013年6月22日 (土)

農地・水・環境保全会 平成25年度活動

府市場区農会を中心に、非農家も加わって、「農地・水・環境保全向上対策地域協議会」という長ったらしい名の組織を作り活動を続けています。
第一次の5年が終わり、新たに第二次が発足して2年目を迎えます。
新年度はまず溝掃除から始まり、草刈り・農地周辺のゴミ拾い(クリーン作戦)を行っています。 
作業前のミーティング        畦や水路の草刈り
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総会
20130622_181553草刈り作業の後総会が開かれ、24年度の活動報告・収支決算、25年度の活動計画と予算案が承認されました。メンバーも農業者23名、非農業者24名の大所帯で、子とも会との田圃の生きもの調査や花の植栽管理など老人会・女性会の協力も得ながら、農地・水環境を守る活動が予定されています。

 

2013年6月21日 (金)

農村文化遺産 屋台と屋台囃子

始まりは定かではないが、唐破風の屋根に牛車風の車輪を付け、欄干つきの舞台を持った屋台が東の「国府市場(こうのいちば)」と西側の「手辺」に二基置かれていた。
一つは写真のように黒塗り、片方は白木造りのものであった。

屋台には丸太の引き棒がつけられ、秋祭りになると村内を曳き回り、舞台では青年衆が三味線・鼓・太鼓・笛・鉦で囃子(はやし)たて、辻になると車を停めて子供達が手踊りを披露していた。

近隣に類をみない艶やかな屋台も、老朽化と時代の流れで昭和27年を最後に曳行されなくなった。
二基のうち「国府市場」の屋台は比較的部材が残っていて、平成8年の秋祭りに昔話同好会により再建され、曳行は無理なものの唐獅子と牡丹の「見送り幕」ともども区民に披露された。
復元屋台の正面           後方に見送り幕
1 2
その後屋台囃子の再現に取り組んだが、練習テープはあったものの四十数年経過すると指導者も亡くなり、演者だった当時の青年を集めて試みたものの復活には至らなかった。
舞鶴市、芸屋台
P1020009 舞鶴市には芸屋台が十基残っていて、西舞鶴駅に一台展示してある。
こちらは江戸時代を起源として、規模も大きく舞台では子供歌舞伎が演じられようである。
田辺藩お膝元の城下町ならいざ知らず、小振りながら一農村で二基の屋台を持ち、屋台芸が演じられていたことに民力の高さを感じる。

手辺近辺には農村歌舞伎・浄瑠璃の「手辺座」が居を構え、数少ない娯楽である芝居が演じられたところ。
察するに明治の終わり頃からか、京あたりの流れをくむ中古屋台を購入して、秋祭りに楽しんだのが始まりであろうか。
昔の農村といえば貧困・不作・飢饉など暗いイメージを持ってしまうが、その中にも少なからぬ費用負担を押して、踊りや芝居を楽しむという心の豊かさを求めたのであろう。

2013年6月20日 (木)

近代化遺産探訪 出石編

お昼前に出石に移動し、町屋を再利用した旅籠西田屋をお借りして食事。
昭和初期の町屋を改修し、旅籠(はたご)として一棟貸し最大10名まで宿泊できます。
辰鼓楼、後ろの山は有子山城跡
Img_8058但馬國出石観光協会参事 加藤勉さんの案内で、大手門跡に建つ明治4年完成の辰鼓楼を見学、藩士の登城のときを知らせた時報台として、城の櫓をバックに出石のシンボルとして観光客が絶えません。

              永楽館内部
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永楽館は明治34年建設された芝居小屋で、歌舞伎など大衆文化の中心施設として栄え、昭和期には映画館としても活用されましたが、昭和39年の閉館以後、放置されていました。
場所移さずに残る劇場としては国内最古、明治期から残る芝居小屋としては、近畿では唯一のものとされていて、平成18年に復原工事が始まり、2年後に完成しました。
回り舞台・セリ・花道・スッポンなど芝居小屋としてひととおりの機能を備え、毎年本格的な歌舞伎公演が行われているほか、落語や田舎芝居・コンサートまた同窓会会場としても活用されているとお聞きしました。
旧出石郵便局          旧出石郡役所(資料館:明治館)
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明治20年ごろ建設の旧出石郡役所、今は明治館として出石に関わる資料館として見学できるようになっています。

・近代化遺産 旧出石郡役所 ↓(音が出ます)
出石が生んだ大投手大友工さんの遺物が展示されていて、我々昭和世代は懐かしい写真に野球小僧だった昔を思い出しました。
魚屋町の出石酒造さんの酒蔵、店正面の雰囲気とともに赤い土壁が続いていて、人気の町並みです。
うだつに虫籠窓の正面      酒蔵
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天候の変化で、土壁の色も微妙に変わるといわれていて、この日は雨なので、壁も赤みがかって見えました。
他にてっせん寺「本覚寺」、川崎尚之介縁の「願成寺」など出石の見どころを案内していただきました。

出石といえば城近辺を歩き、蕎麦を食べることで代表されますが、見どころはたくさんあります。
今年3月に発行された豊岡市歴史文化遺産活用活性化事業実行委員会「ぶらり出石の城下町」も町歩きの参考になります。

2013年6月19日 (水)

近代化遺産探訪 豊岡編

「近代化遺産」とは江戸末期から昭和20年の戦争終結時までに、近代化手法によって造られた建物・遺構工作物をいい、幸か不幸か開発から取り残された但馬各所に残っています。
この日は旧豊岡市街地の残る北但大震災の復興建築群を探訪しました。
お昼前の地震で火事による焼失が多かったため、鉄筋コンクリート造りが推奨され、費用の半額近い補助もあって公的施設だけでなく、民間商店も48軒が建築を決め、80年以上経過した今でも40軒が姿をとどめているそうです。
「稽古堂」の名で残る旧町役場   旧郵便局
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旧兵庫商工銀行           銀行当時の写真
Img_7854   Img_7882_2
案内していただいたのは豊岡市文化振興課の松井敬代さん。
豊岡町役場・郵便局・警察署など公的施設が並んだ、シビックセンター(中枢街区)から大開通りを東に進み元町の信号から南へ、宵田商店街に集中している建築群を見学し、京町の家老・武家屋敷、最後に旧豊岡中学校本館まで2時間、資料とともに丁寧に説明していただきました。
商店街
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BOB・谷山さん           鈴木自転車店さん
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豊岡震災復興建築群については、るんるんテレビ (音が出ます)

・近代化遺産シリーズ ?豊岡復興建築群?
http://www.youtube.com/watch?v=HcdN_vqnJhk

・近代化遺産シリーズ ?豊岡復興建築群?後編
http://www.youtube.com/watch?v=ujDGq1HGqEY

普段はアーケードに隠れて気づきませんが、向かいから上を見上げてみたり歩道橋に上がって見ると、個性が出しにくいコンクリート建築でしかも震災復興という限られた条件の中にも、建築にあたった設計士さんや職人さんの工夫や意気込みが感じられます。
屋根や装飾デザイン
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商店街                宵田橋 
Img_7920 Img_7943
探訪の最後は旧制豊岡中学校本館、今は豊岡高校同窓会達徳会館として校内に保存・活用されています。
こちらも建て替え時に取り壊される予定でしたが、卒業生を中心とした保存運動で後輩たちを見守っています。
・近代化遺産 達徳会館
http://www.youtube.com/watch?v=Zvot3ebIEW4

旧制豊岡中学校本館        内部

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近代化遺産としての復興建築群の大半が残っているのは、持ち主や市民のこだわりと保存のための尽力のたまものと感心しつつも、今まで気づかなかった不明を恥じています。
最後に案内役の松井さんたちがまとめられた資料の中に・・・
「北但大震災より80年を経て、市民から震災の記憶は遠のく一方かもしれないが、復興建築群は豊岡のまちづくりの歴史を物語る証人であるという事実を再確認し、大豊岡構想(注)に基づき構成される街路とともに、近代化遺産として活用・継承していくことは、今後のまちづくりの主要な課題といえよう。」とあるのを紹介しておきます。

(注)震災より前の大正中頃から街路整備・公共建築の改築・上水道設置・円山川治水・丹但鉄道(現・KTR)の建設などを含む「大豊岡構想」が提唱されており、震災復興と合わせて次々に実現されていきました。
   

2013年6月18日 (火)

父の日プレゼント 血圧計

16日は父の日、結婚してすねかじりが終わった頃から届くようになりました。
私も嫁さんも感謝する父が亡くなりましたが、今は娘二人に感謝される側になりました。

例年プレゼントの問い合わせがあり、今までジョギングシューズや登山ザック・ベスト・フードシーラー・高度気圧気温計などでしたが、昨年は剪定用電動バリカン今年はなんと血圧計をリクエストしました。
娘にお遊び系から健康系への転進を誉めてもらいましたが、年々気になるようになりました。
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手軽に計測できて人気の商品で、早速計測したところこの数値でした。
降圧には減塩と減量が一番とのこと、毎朝計って実践することにします。

 

2013年6月17日 (月)

ツバメ受難

5月半ばになると各所でツバメの巣作りが始まり、今では雛が誕生している巣も少なくありません。
巣作りに必要な泥は田植え準備が始まると簡単に手に入ります。
我が家の隣の観音堂にも毎年巣をつくりますが、一度カラスに襲われ壊されました。
同じ夫婦か分かりませんが、新たに入り口に近いところに巣をかけていましたが、昨日でしたかカラスの襲撃をうけ無残な結果となりました。
ました。
府市場観音堂            育っている雛
Img_7851 Img_7825
壊された巣              5個の卵
Img_7850_2 Img_7848 
ツバメの天敵は、雛や卵を狙うヘビやカラスです。
このため、ヘビやカラスが近寄りにくい家の軒先や玄関の中さえも巣を作ります。
人の目に付き易い場所に敢えて巣を作って、人をガードマン代りに使っています。
人も農作物を荒らす害虫やシロアリを餌にする益鳥として、昔から大事にしてきました。
カラスにも事情があるのでしょうが、生活も住宅も変わり、人の保護を受けられなくなったツバメ夫婦の受難は続きそうです。
 

2013年6月16日 (日)

寺院研修旅行 薬師寺

伊佐屋の檀那寺は出石町内町の福成寺、浄土真宗本願寺派の古刹で、羽柴秀長の有子山城攻めの本陣にも使われました。

今年の研修旅行は同じ行基菩薩開基の寺で、南都七大寺での一つ法相宗大本山薬師寺です。

奈良ネット 薬師寺 
http://www.eonet.ne.jp/~kotonara/yakusiji.htm
薬師寺公式サイト 
http://www.nara-yakushiji.com/
今回は解体修理が行われている白鳳時代創建の東塔を見学できるのと、薬師寺加藤執事長とそのご子息が直々に案内して頂けると知りました。
福成寺楠住職が教鞭をとられている龍谷大学仏教学科にご子息が学ばれ、執事長もいま遊学中というご縁でした。
   薬師寺パンフレット
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バスで走ること3時間、10時到着から12時まで2時間の見学は実に中身が濃いものになりました。
楠住職の紹介       加藤執事長のご案内
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金堂                 薬師三尊像
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まずは金堂内のご本尊、薬師三尊にお参りし西塔へ、窓の青、扉や柱に使われている赤色を丹(に)と呼び、奈良を示す「あおによし」もここから来ています。
一階には釈迦四相像、四隅には平安時代の持国天、増長天、広目天、多聞天の四天王が安置されていて、丁寧な説明のもとに拝観を終え、解体修理中の国宝東塔へ。

昭和に再建された西塔           解体修理中の国宝東塔

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東塔は奈良時代の建立の国宝で、高さ約34メートルの三重の塔ですが、各層に裳階(もこし)という小さな屋根があり一見すると六重に見えます。
解体工事も日曜でお休みなので妨げにもならず、ヘルメットをかぶり塔の内部の案内を受けました。
東塔一階               中階
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最上階屋根と心柱        見学風景
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宝珠                 受花
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水煙の一枚        水煙の天女像
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心柱先端部        同じ高さに西塔の相輪が
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薬師如来の銘      整理区分けされた瓦
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薬師寺さんは檀家組織を持たれていないため、当時の管長高田好胤師が全国を説法行脚され、篤志家からの写経勧進で伽藍復元改築の諸費用を捻出をされたことで知られる一方、東北大震災の被災者への写経による鎮魂活動もなされています。

解体修理は明治時代の1898~1900年以来で、長年の風雨で傷んだ屋根や柱などの部材を補修・交換、使えるものは残して使いながら2018年の完成を目指します。
この後白鳳伽藍大講堂ご本尊である弥勒如来の御前にて行われている講問論議を見学し、さらに奥に設けられた玄奘三蔵伽藍に移り、玄奘塔にお参りののち平山郁夫画伯の手による大唐西域画を見学しました。

10時に到着してから2時間、懇切丁寧なご案内を受け、通常では拝観できない地域にも入れて頂いて充実した拝観となりました。
(感謝)

  

2013年6月11日 (火)

2013 神鍋山野草を愛でる会 6月例会

6月に入っても暑い日が続きます。
兵庫県北部は梅雨に入っても前線が南に停滞するためそんなに雨は降りませんが、今年は30度を超す真夏日ときには猛暑日が続くのは珍しいことです。
気圧配置とその後の動きを読み、いち早く梅雨入りを宣言した気象庁の勇み足には苦情どころか同情さえします。
20日頃までこんなお天気が続くのでしょうか?
神鍋高原の山野草も6月になると、次々と咲いてきます。
クサイチゴ             ヤマボウシ
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ニワトコ(実)            イタチハギ

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ヌルデ            ヒメジオン
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コオゾリナ             ノイバラ

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ウツギ               スイカズラ

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アカツメグサ        ニガナ

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ヘラオオバコ       ホウチャクソウ

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ヤマアジサイ            ヤマナラシ(ポプラ)

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アクシバ               ヤブレガサ

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ヤマツツジ             カクレカエル?

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ノグルミ               キブシ(実)

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ヤマグリ               コナスビ

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ササユリ(蕾)       ヤマアジサイ

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                     ウツボグサ

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スズサイコ         イワガラミ

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火口                 タイミンカサ

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カノコソウ                 イチヤクソウ
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オカオグルマ            カワラナデシコ

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ホソバウンラン       キイチゴ

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約2時間の散策でしたが、この日愛でた野草は数十種類に及びます。
道の駅のすぐ近くでこれほど楽しめるのは素晴らしいことで、講師のIさんの「山野草の散策を楽しめる道の駅として特徴をPRしていくのもよいのでは・・」の言葉にうなずかされました。
 

2013年6月 7日 (金)

ふるさと豊岡発見の旅 城郭コース

豊岡市教育委会の主催で、「ふるさと豊岡再発見の旅」として、歴史・偉人、自然・ジオ、ミュージアム、城郭の4コースが企画されました。
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以前但馬史研究会に所属していたとき但馬各所の城郭を探訪したことがあり、復習の意味も込めて城郭コースに申し込みました。

受入通知が届いてびっくり、30名の定員に83名の応募があったそうで、歴史・城郭ブームは我が町にも広がっています。
抽選などと野暮なことをせずに全員を受け入れるため、座学と城跡探訪も含めて午前午後の2回に分けて実施するとの市教委の粋な計らいに感謝です。

明日6月8日(土)は第2回、山名氏の居城「有子山城」の現地探訪です。
一週間前に訪れた竹田城跡は駐車待ちの車列が伸びていて、シャトルバスも運行されるほどの賑わいでした。
人気では後れをとっていますがこちらが本家山名氏の居城です。
徳川の御代になって造られたいまの出石城跡最上部「稲荷曲輪」からの山登りコースで、案内には「足場の悪い急な山道を登ります。万全の体調でお越し下さい」と書いてあります。
このあと三開山城・豊岡城・亀ヶ城が予定されていますが、この城ほどではないにしても、室町・戦国期や織豊期は山城ばかりで、頭のお勉強以外に体力が求められます。
有子山城は今回で3回目、山登りは望むところで、但馬城郭研究の第一人者西尾孝昌先生の案内に期待しています。  
  

2013年6月 4日 (火)

府市場昔話文庫が設置されました

いまから約30年前、「府市場の歴史を掘り起こそう!」と呼びかけ、十数人かが集まって発足した「府市場昔話同好会」が、新たな仲間を迎えて活動を再開しました。
手始めとして公民館「なごみの部屋」に関連書籍を置いて、「昔話文庫」と名づけました。
書籍は会員から提供を受け、但馬・豊岡市・日高町・国府地区・府市場に関する歴史=昔話が揃いました。
なごみの部屋            昔話文庫
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人は歳を重ねると、自らのルーツや立ち位置に関心を持つようになるといいます。
この文庫をきっかけに、会員だけでなく区民の中に昔話の輪が広がることを期待します。

<いままでの活動>

◎課題研究
 伊智神社の由緒・府中郵便局の沿革・妙見社の由緒・ 稲荷社由来・観音堂由来・善応寺・智文寺(尼寺)の歴史・府市場公民館の歴史
◎展示会開催
   匂うふるさと写真展(H7)・我が家の思い出の一品展(H10)
◎祭礼研究
  屋台の調査組み立て・府市場婆焼き祭り体験・子供曳きだんじりの曳行
◎町並み図作成
  大正昭和の手辺の町並み図・国府市場の町並み図
◎区活動支援
  区有文書目録の整備・区総会議事録の年表作成・区有墓地調査と配置図作成

新メンバーによる初例会も開かれ、「府市場というごく限られた土地に生きた先人の思いや足跡を身近で親しめるものとして記録に残す」という初心に帰って、活動が始まりました。

2013年6月 2日 (日)

2013 6月の家庭菜園 Ⅰ

このところ菜園ネタが減っていますが、主たる収入が年金?、主たる業務が農業?になって二年、我が家から数分の場所に位置する菜園で時間をつぶすことが多くなりました。
現在収穫中のものは、葉菜類ではホウレンソウ・キャベツ・ニラ・ルッコラ。
果菜類では、イチゴ・エンドウ3種のうち莢エンドウとスナックエンドウが終わり、根菜ではタマネギ・ニンニクがもうすぐ収穫期を迎えます。
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実エンドウがとれる時期になると、エンドウご飯が好きな父が病院の病床で、「きっとエンドウご飯を食べに帰るから」といっていたのを思い出します。
そんな父が亡くなって17年、毎年6日の命日には仏前にお供えしています。
  

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