石場つき唄 ヨイトマケ
BSの高倉健さんの映画で年越ししているとき、ちょっと切り替えたNHK紅白に美輪明宏が登場し、「ヨイトマケの歌」を熱唱していました。
いつもの女装ではなく黒ずくめの男らしい衣装で、堂々と歌い上げるのを見て感動を覚えた方もあるでしょう。
各種リサーチでも紅白で一番印象に残った歌手としてトップに挙げられています。
77歳での初出場、デビュー60年での初出場も史上記録で、視聴率は45.4%に達したといいます。
歌詞にあるように「ヨイトマケ」は、働く土方・貧しい土方の石場つき唄だったのです。
むかし民家の基礎は地面を搗き固めて自然石を据え、その上に柱を建てる構造でした。
しっかり搗き固めないと将来沈下することになるので、大事な作業でした。
小学生の頃近くの家が改築されるのに伴い、「石場搗(つ)き」が行われているのを見た覚えがあります。
櫓の真ん中の太い丸太を大勢の大人が綱を引いて滑車で持ち上げ、ゆるめて丸太を落とすことで地固めをします。
(母ちゃんは働いていませんでしたが・・・・)
大人数の作業なので、動作を揃えるためのかけ声があったはずですが、定かではありません。
(新温泉町久谷の端午の節句行事「菖蒲綱引き」には、石場つき唄が歌われます。)
結婚して初めて買ったステレオの初レコードの中に、この歌が入っていて繰り返し聞いて今でも空で歌えます。
60年前にヒットした歌が若者たちに感動を生み評価されたことは、いつもと違う衣装で迫力充分に歌う美輪のりりしい姿と、貧しい少年の成長物語の歌詞が心地よかったからでしょうか?
子どもの頃の思い出と結婚したての頃の思い出双方が入り交じった印象的な歌です。
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コメント
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僕は紅白を見てなかったので詳しくは知りませんでしたが、なかなかの評価だったみたいですね。
その歌詞が差別だ、とかいって人権問題になり当時の日本から封印されたと聞きました。
ここにきての復活劇、すごい反響だったみたいですね。
奇しくも九州は本当に炭鉱の多いとこであり、またかみさんと同郷の美輪明宏ということもありなぜか心にしみました。
投稿: 栄治 | 2013年1月16日 (水) 07時39分