越中立山紀行 Ⅲ
真砂岳山頂から東側へ降りるとすぐに内蔵助山荘です。
近くには内蔵助平・内蔵助カールという地名もあって、由
来は信長・秀吉配下の武将で、越中一国の守護となった
佐々成政の通称が内蔵助であったことからでしょうか。
そういえば大河ドラマ「利家とまつ」であった、密かに家康
と通ずるため、ザラ峠を経て厳冬の立山連峰を越え信州
に出るという無謀な「さらさら越え」が知られています。
真砂岳への縦走路 真砂岳(2,861m)
内蔵助山荘全景 正面入り口
小屋は宿泊人員70人と小規模ながら、昨年夏にリニュー
アルし、標高2,800mの小屋の裏にある展望広場からの
後立山連峰のご来光と富山湾方向に沈む夕日は抜群と
聞いています。
ただ天気は明らかに下り坂、ご来光どころか夕焼けさえ
も難しい雰囲気になってきました。
玄関 今宵の天国
まずはカンパーイ! 外気温9度 寒い!!
小屋の前が小広場になっていて、到着グループごとに山
飲みが始まります。
午後3時過ぎるとガスがかかると寒さで、急遽ガスコンロ
でお湯割りに切り替えましたが、今ひとつ盛り上がりに欠
ける山飲みとなりました。
北方向:別山 湧き上がるガス
山菜を使った夕食 携帯docomo利用可
彼岸の連休でもあり、昨年並みの布団一つに2~3人も
覚悟してましたが、ベッドの部屋で一人一枚の予期せぬ
厚遇?を受けました。
大規模な山小屋では、フロントで100円支払って充電しま
したが、部屋のコンセントが無料で使用できたのも嬉しい
サービスでした。
夜に向けてますます濃くなるガスの中、外で粘っていたT
君が束の間のアーベントロートを撮りました。
瞬時のアーベントロート夕食は3回転で談話室も食堂
に変わり、ノミニケーション場
所が見あたらず、外は寒いの
と前日の寝不足と縦走の疲れ
も相まって、飲み足らなさそう
なT君以外はすぐに眠りつきま
した。 (-.-)Zzzzz・・・・
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おっ、立山に行ってこられましたか。
それは良かったですね。
ここまでは天気が良くて。
内蔵助小屋は、ちょっとコースから外れているので、混みにくく、展望も抜群で、良い小屋です。
明日の天気が心配ですね。
来年は、いよいよ剱ですね。
コメントはご無用に。
投稿: 京都の金 | 2012年10月12日 (金) 16時47分
Tくんも頼もしく頑張っていらっしゃいますね。
山男感満載です!
投稿: 栄治 | 2012年10月13日 (土) 08時10分