行きつ戻りつ春が来る
この時期に遅すぎるかも知れませんが、この歌を聴くと、雪国
の人達が、本格的な春の訪れを待ちわびている気持ちがよく
分かります。
但馬も彼岸が過ぎ、里の雪はすっかり消えたものの、寒い日が
続き、春の訪れが遠く感じられます。
上郷橋から見る里の春と山の残雪
童謡「早春賦(そうしゅんふ)」は、吉丸一昌作詞、中田章作曲
によるものです。
以前旅した時に見つけたのですが、北アルプスの山々を臨む
安曇野穂高川の土手に『早春賦』の歌碑が建っていました。
作詞者の吉丸一昌が大正時代に安曇野の地を歩きながら、
遅い安曇野の春を待ちわびる思いを詩にしたといわます。
1.春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯(うぐいす) 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず
2.氷解け去り 葦(あし)は角(つの)ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日もきのうも 雪の空
今日もきのうも 雪の空
3.春と聞かねば 知らでありしを
聞けば急(せ)かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か
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コメント
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今週末、また寒の戻りと言っています。
雪まではないんでしょうけど。
昨日タイヤ交換しました。
もう降ることはないかと…。
そう期待したいです!
投稿: 栄治 | 2012年3月23日 (金) 08時27分