山粧う 涸沢・奥穂紀行 Ⅳ
朝4時起床、荷物をまとめ弁当で朝食と素早く身支度します。
2日日曜は朝5時スタート、奥穂~涸沢をピストンして上高地まで下
山し、但馬に帰る超ハードな一日の始まりです。
奥穂高岳登頂はザックを小屋に置いて、サブザックにカメラ・水・防
寒具を入れ、ヘッドランプの光を頼りにスタートします。
夜明け 岩の登り
中央岩稜がザイテングラート 特大の霜柱
小屋のそばから岩や石の道を登り始め、奥穂肩部分の白出のコル
にある「穂高岳山荘」に向けて、ザイテングラート(側稜)の取り付き
から岩尾根の急登が始まります。
8月にここで落石事故によって2人が命を落としたこともあって、落石
に注意し、3点確保を基本にして慎重に登ります。
小休憩を何度か挟みながら厳しい岩尾根を2時間半、やっと穂高岳
山荘に到着しました。
奥穂高岳を見上げると岩場に取り付いている人が見えます。
前穂高岳(3,090m)の諸峰 白出のコルから涸沢を見下ろす
奥穂高岳山頂 ハシゴ・クサリ場
青空が広がる好天ながら、ここから奥穂山頂(3,190m)まで登り50
分、下り30分を要します。
相談の結果、体力と気力・時間を勘案して、日本百名山国内第3位
の高峰・奥穂高岳登頂を190mを残して断念することになりました。
今春から膝を痛めていた私の体力にも配慮してくれたリーダーUさん
の心遣も感じられました。
「登りたい山と登れる山とは一致しない」「20歳のころの体力を100%
とすれば1歳ごとに1%落ちる」の言葉を思い起こしました。
(63歳の私は43%減の体力しかないということでしょう)
小屋から南は登ってきたザイテングラートと涸沢カール、前穂高岳の
ゴジラの背中のような峰々が望めます。
西方向は奥穂高岳から続くジャンダルム、さらに笠ヶ岳の勇姿が
目を引きます。
ジャンダルム(3,163m) 笠ヶ岳(2,898m)

常念岳(2,857m) 蝶ヶ岳(2,665m)
岩ヒバリ 記念写真
この日の冷え込みに小屋ではストーブが焚かれていました。
小屋の前で3,000m到着の記念写真をとり、もと来たザイテングラ
ートを下ります。
振り返ると早くも山頂にガスがかかりつつあるのが見えます。
ザイテングラート下り 涸沢の紅葉も4分程度
混雑と言うほどではなくても、登り優先のすれ違いで足が止まる度
に一息付きながら涸沢小屋を目指します。
上から見るとここ二日の冷え込みで、紅葉が進んだように見えます。
涸沢から奥穂高岳登頂の様子は YAMANOHAMA さんの「涸沢か
ら奥穂高岳へ・・」をどうぞ! 山頂の様子もわかります。
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コメント
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本当にすごいですね。
絶景に次ぐ絶景です。
日本にあって日本にあらず。
投稿: 栄治 | 2011年10月 9日 (日) 13時04分
涸沢ではお世話になりました。
山頂には届かなくても、穂高を満喫されたことが伝わる写真の数々、羨ましい限りです。
写真を見ていて、燕-常念の2泊3日のルートに行きたいと改めて思いました。人それぞれに嗜好が出ると聞かされていましたが、どうも私は穂高を見る側に惹かれる嗜好ようです。
式を挙げていない私たちには、皆さんに祝福をいただけることが最高の喜びです。涸沢でのこと、本当にありがとうございました。写真とワイワイにぎやかに飲んだ思い出を大切にしたいと思います。
皆様との山でのまたの再会を楽しみにしております。
皆様にも宜しくお伝え下さい。
投稿: shara | 2011年10月10日 (月) 09時52分
sharaさん
こちらこそあなた方をだしにして楽しませていただきました。
すてきな彼女と一緒に登れるなんてうらやましい限りです。
私がリタイアしてまず考えたのは、燕→大天井→
常念→蝶の山行でした。私も槍と穂高を見るのもおもしろいと思ったからです。
今回、上石神井のKさんの奥穂登頂の写真をみて、勇気づけられました。
投稿: izayamiki | 2011年10月11日 (火) 07時45分