環境衛生推進協議会研修 第二弾
先日の見学報告第二弾です。
兵庫県には臨海付近加古川を中心に神戸製鋼所・JFEス
チール・姫路には新日本製鐵広畑製鉄所と新日鐵のグル
ープ企業で特殊鋼メーカーの山陽特殊製鋼があります。
会社名を「製鐵」とするのは、昔から「鉄」は金を失うに繋
がることによるのものでしょう。
製鉄所といえば鉄鉱石から鉄を溶かして取り出す「溶鉱炉
(高炉)」がシンボルで、ここ広畑には過去4本の高炉があ
りましたが1993年休止になり、今はその姿が見られなくな
りました。
換わってスチール缶・粒状鉄源などのスクラップを利用す
る冷鉄源熔解法で、鉄鉱石を使わずに銑鉄を造り、圧延
工程を経て鋼板やコイルを生産されています。
本事務所 予備説明
見学ではスラブと呼ばれる鉄の板状の塊から加熱しロール
で延ばす「熱間圧延」で熱延鋼板を造っている工程を見せ
ていただきました。
圧延スピードの速さとコンピュター制御による無人に近い
ほど省力化された工程が特に印象に残りました。
もう一つのリサイクルの目玉は「廃タイヤガス化リサイクル
」で、廃タイヤから油と乾留ガス・カーボン・鉄に分離し再利
用する施設です。
ここでは、年間6万トン(140万本)、全体の12%の廃タイヤ
を処理しているとのことで、単に燃やして熱源とするだけで
はなく、捨てる物がないほど利用されています。
大阪で勤務していた頃住金和歌山製鉄所を見学したことが
ありましたが、こちらは規模は小さいものの産業の米と言わ
れた鉄を造りだす設備の壮大さと進歩には驚かされました。
案内役は昭和35年頃からの高度成長期を経験された製鉄
所OBの方々で、、その隆盛の時期と近年の資源循環型へ
の転換や周囲の森を育てた思い出など丁寧に説明して頂
きました。
どの方にも「鉄屋は男の仕事」として、日本経済を支えてき
た誇りと広畑製鉄所に対する愛着が感じられました。
ここ広畑製鉄所は、高炉はなくなったものの高い技術で
良質高品質な薄板鋼板製造拠点として、存在感を発揮さ
れているとお聞きしました。
午前の廃棄物リサイクル工場見学とともに、有意義な研
修でした。
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コメント
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昔とはずいぶんな方向転換ですね。
高炉を動かしていた頃ってリサイクルなど
考えていた人はいらっしゃたんでしょうか?
しかし鉄鋼の話を読むとキムタクの
華麗なる一族を思い出します。
鉄鋼マンの熱い思いが伝わってきそうです。
広畑工場といえば、野球が思い浮かびます。
投稿: 栄治 | 2010年7月 6日 (火) 09時00分