雪遊びいろいろⅡ
積雪量が多くなる1~2月は根雪になることが多く、子ども
達の遊びは雪を利用するものがほとんどでした。
テレビもゲーム機もない時代に、昼間に家にいる子はほと
んどなく、元気に外で冬ならではの遊びをしていました。
男の子は手辺では「キンケラコン」、他地区では「キンカン」
といって、雪で作った芯を転がしながら踏み固めて、大きく
硬くした20~30CMくらいの泥だらけの雪玉を作り、玉同
士をぶつけ合って勝負するのが流行りました。
単純な遊びのようですが、作った玉を一晩雪の中に埋めて
凍らせたり、少しワラを加えて割れにくくしたり、いろいろ知
恵も使います。
ソリ滑りやスキーとは違って、お堂の軒先でもできる簡単な
遊びですが、男の子は結構はまっていたように記憶していま
す。
暗くなるまで外で遊んで、泥で汚れたあかぎれだらけの手を
タライのお湯につけてクスリを塗ってもらい1日の終了です。
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懐かしいです。
きんかん、僕も作って遊んでました。
冷たくなった手をたらいで温めて…。
投稿: 栄治 | 2010年1月27日 (水) 09時45分
そうそう、私も小さなころ作りました。
そのうちいたずらがすぎて雪合戦の雪だまに混ぜて投げたりして大騒ぎになった思い出が・・・・・。
子供に語れない思い出のひとつです・・・。
投稿: 但馬屋惣兵衛 | 2010年1月27日 (水) 12時43分