映画 「GATE 」 原爆の火 鑑賞会
ドキュメント映画 「GATE」 が日高町で上映されました。
昼と夜の2回上映されましたが、満員の観客です。
(開場前に、この地では珍しい行列ができています)
午後の部は小中学生中心で、777名、夜はそれ以上で
合わせると、なんと但馬18万人口の1%が一日でこの映画
を観たことになります。
これはすごいことですね。
一人の提案でみるみるうちに実行委員会が出来、上映運
動がひろがったとのこと。
この映画の主人公とも言える曹洞宗総本山永平寺監院
大田大穣師(撮影当時長崎県 晧台寺 住職)が、以前
日高町隆国寺の住職であったことと同氏の卓越した人間
力、寺が運営する保育園の影響力もあるのでしょう。
文部科学省や各地教育委員会や仏教会のど広範囲な団
体が推薦しているとはいえ、すごい力ですね。
日高町出身の俳優、今井雅之さんからのビデオメッセージ
も流れました。
(但馬 ぼたん寺 布金山隆国寺のホームページ ↓ )
http://ryukoku-ji.jp/
もともとのタイトルは、原爆の火(Atomic flame)だったの
ですが、映画の最後に世界初の核実験施設トリニティのGA
TEが開くシーンに感銘を受けた音楽プロデューサーの小林
武史が曲を書き、そのタイトルが「GATE」となったそうで、歌
手の伊藤由奈が主題歌を歌っています。
(灰が入った箱を持っているのが大田大穣さん)
ポスターには・・・
「人類最大の過ち、原爆の火を生まれた場所へ 2,500
km祈りの行脚」と書かれています。
ストーリーは・・・
『1945年の広島。第二次世界大戦終結という名目で、初
の原爆が落とされた。
一人の男性が、その広島で残っていた「原爆の火」を持ち
帰り、絶やすことなく「火」を燃やし続けていた。
二度と原爆使用をさせまいという願いと平和への祈りの象
徴として。
広島の原爆で起きた火を、60年もの間、燃やし続けていた
奇跡に近い事実。
その火を、原爆が生まれた場所であるアメリカへ戻し、そこ
で消し去ることで、負の連鎖を絶ち永遠に眠らせたいと、あ
る僧侶たちが立ち上がった。この世に同じ悲劇が繰り返さ
れることのないことを祈りながら。
2005年7月、その僧侶たちは、アメリカンインディアン、色々
な宗派の平和団体と共に、サンフランシスコから、世界最初
の原爆実験の場所であるアメリカ・ニューメキシコの“トリニテ
ィーサイト”まで、砂漠、山、250以上の街を越え、2500キロの
道のりの旅をした。
その様子をドキュメンタリー映画としてまとめたのが、映画「G
ATE」である。』
核兵器反対を訴える「世界核兵器解体基金」による製作です。
映画「GATE」のホームページ
http://gndfund.org/gate/
100分の上映でしたが、ドキュメント映画にもかかわらず、
時間を感じさせない感動的な内容でした。
印象に残るのは・・・・
「始まりの地で、誤りの輪を結ぶ」
最初の核実験が行われたアメリカ南部テキサス州トリニテ
ィに向けて、広島・長崎で受け継がれた「原爆の火」を当時
とは逆ルートであるサンフランシスコから祈りの行脚です。
原爆投下の60年後の2005年、実験日の7月16日にスタ
ートして、26日かけて真夏の砂漠や過酷な道を行脚し、8月
9日に現地で結んで消しさることで、世界に核廃絶・平和の祈
りを発信するることです。
届けられた「原爆の火」で燃やされた灰は現地の土と混ぜら
れ、核保有国9カ国の首脳に送られたそうです。
この行進はアメリカ各地で市民や行政に興味や関心を持
って迎えられ、いろいろな支援を受けて進みます。
そこには原爆投下に対する抗議や怒り・恨みはなく、宗教
でもなく、全人類に対する核廃絶への「sympathy(共感)」
を得ることが目的であるという視点です。
政治的信条や宗派、党派・組織を越えた結びつきの強さ
は、幅広い参加者からも感じられます。
最後に・・・「僧侶たちの行進は終わったが、我々はこれか
らが始まりである」というナレーション。
上映後には大田大穣師、監督のマットテイラー両氏のご挨
拶がありました。
感動までは共有できても、行動に移るとなると、とたんに
足が止まったり乱れたりします。
「What can we do ・・・・?」核廃絶のために個人とし
て何をなすべきかが問われています。
世界核兵器解体基金のホームページ ↓
http://gndfund.org/jp/index.html
« ガソリン価格 競争大歓迎 | トップページ | 天空の城、竹田城跡、但馬霧、雲海 »
「環境・まちづくり」カテゴリの記事
- 2015 コウノトリ 山本巣塔 育雛中(2015.05.19)
- コウノトリ 山本巣塔巣 抱卵(2015.03.26)
- 私の3.11(2015.03.11)
- コウノトリ 山本巣塔 巣作り準備 (2015.02.08)
- 1995.1.17 但馬にて(2015.01.17)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。


私もスタッフとして行くように言われていたのですが、行けませんでした
昼間は小学校の娘が団体で見に行ったようですが、いまいち分からなかったような事を言っていました。
でもなぜか帽子に監督のサインをもらってきていましたが・・・
投稿: A | 2008年10月18日 (土) 08時28分
荒川に生まれ育った僕にとっては
そんなに気にはならなかったんですが、
大穣さんはとっても偉い方だったんですね。
わかってはいましたが、今回改めて感じました。
うちもおやじと従業員さんが二人行きましたが、
たいしてそういったことに興味がなくあまり
感動しない2人が「よかったよかった」と
いっていたので相当の映画だったんだなぁ~、と。
また一般公開でもあったら行きたいです。
投稿: 栄治 | 2008年10月18日 (土) 08時36分
遅くなりましたが、ご来場ありがとうございました。
こんなに、多くの方に見ていただき、目的が達せられたのではと思いますが、今後も少しだけでも意識を持っていただけたらと思います。
投稿: 土建や | 2008年10月21日 (火) 07時20分