平和への祈り
戦争の悲惨さを伝え、平和を願う朗読劇・豊岡2008
「祈りー1945」を夫婦で鑑賞してきました。
(当日配布のパンフより ↓ )
20~60代の男女16人が、戦時下の服装で、広島・長
崎の原爆を題材に、被爆者の手記や峠三吉らの原爆詩
を台本に取りいれ、被爆時の映像や故郷をテーマとする
音楽や照明を効果的に入れ、思いを込めての朗読でした。
休憩無しの1時間半が短く感じられる迫力でした。
子供や若者からお年寄りまで、幅広い参加者もうれしく
感じられます。
63年前の今日8月9日は長崎に原爆が落とされ、7万4千
人が亡くなり、7万五千人の人が傷つきました。
会場入り口では、長崎の被爆直後の写真が展示されてい
て爆風で首が吹っ飛んで逆さまになった浦上天主堂のキリ
スト像は印象的でした。
昨年、文教府夏期大学講座に参加したとき、講師でジャー
ナリスト江川紹子さんの言葉を思い出しました。
『米でも放映された話題のドキュメンタリー映画「ヒロシマ
ナガサキ」の冒頭シーンで、東京の繁華街で日本の若者
たちに「1945年8月6日に何が起こったか?」との問い
かけに、「わからない」「知らない」「歴史は苦手だから」と
答える場面にショックを受けた。
広島・長崎の慰霊祭に核保有国代表がほとんど来ない。
戦没者慰霊祭での安部総理(当時)の挨拶で、「祖国の
ために心ならずも命を落とされた」から「心ならずも」を敢
えて削った姿勢や歴史認識に危険性を感じている』
私も、つい先頃この映画を見てショックを感じました。
場所は渋谷か新宿の繁華街で、今時の若者達でした。
この若者達を「ばか者」と呼ぶのは簡単ですが、少なくと
も、そういう状況が存在していることに強い危機感を持
つべきですね。
「国を愛するこころ」を言う前に、「戦争を憎み、平和を愛
するこころ」がもっと大切だと思います。
そういう意味で、失礼ながらどこにでもいる平凡な主婦や
市民が集まり、周りの協力の下に、自分たちで台本を作
り、朗読劇にすることで、「平和への願い」を発信されて
いることに頼もしさを感じました。
島根大学生の頃、夏休みを原水爆禁止の運動のため使
い、広島の世界大会に参加した充実感は、「夏が来れば
思いだす」記憶の一つです。
この気持ちを何時も持ち続けるため、ブログに「九条の会」
をリンクさせています。
http://www.9-jo.jp/
NHKが1月から「シリーズ証言記録 兵士達の戦争」を放送
しています。
昨夜は、BSハイビジョンで「オーストラリア捕虜収容所 カウ
ラの大脱走」でした。
「戦陣訓」にある「生きて虜囚の辱めを受けず」この精神の
悲劇を物語るものでした。
(戦陣訓については ↓ )
http://archive.hp.infoseek.co.jp/senjinkun.html
これを訓令した本人、東条英機が敗戦時にピストル自殺を
図ったものの死ねず、「生きて虜囚」となったのは皮肉な結
果でしたが、これを知って捕虜だった人は、気持ちが救わ
れたそうです。
もう戦場体験者は80歳を超える人ばかり、いま証言するの
は「月日が経って傷が癒えたから」だけではなく、日本や世
界の現状を見て、「知って欲しい、残しておきたい」気持ちが
大きいのではないのでしょうか?
最後に、本日10日BShiで21時から「レイテ決戦」が放映さ
れます。
観忘れた人は、NHK総合で15日にも放映されます。
1944年10月、日本軍の敗色濃い中、太平洋戦争の天王
山と位置づけられた残酷な戦闘の証言記録です。
大岡昇平 「レイテ戦記」の世界が甦るはずです。
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コメント
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う~ん、なるほど、とうなるばかりです。
僕は大学を西に行ったので、他の2人の兄弟より、
原爆を身近に感じます。
かみさんは長崎ですし、広島の友達も多かった
(今でも多いです)ので6日、9日は15日も当然ですが、
特別に感じました。
大切にしないといけない(これからも)
思いの日ですね。
投稿: 栄治 | 2008年8月11日 (月) 08時13分